メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

スクランブル

2017年09月29日 | 映画
スクランブル
を観ました。


「アル・カポネが銃撃用に改造した車だ」などと、ひと目でその車の伝説を語る膨大な知識を持ち、兄のアンドリュー(スコット・イーストウッド)は頭脳、弟のギャレット(フレディ・ソープ)はメカニックを担当──
それが高級クラシックカー専門の世界一の強盗団、フォスター兄弟だ。彼らにとって、どんな盗みも成功させるのは当たり前。大事なのは、誰も思いつかない〈驚愕の手口〉で、いかに美しく完璧に盗むかだ。 今回もオークション会場から搬出された世界に2台の37年型ブガッティを奪うはずだった。しかし、落札したのが残忍なマフィアのモリエールだったために、兄弟は囚われの身に。
命が助かる条件は、敵対するマフィアのクレンプが所有する62年型フェラーリ 250GTOを1週間で盗むこと。アンドリューの恋人で一流ハッカーのステファニー、指名手配中の天才スリの美女、
火薬を自在に操る爆弾オタクら寄せ集めチームで、犯罪史上最大の強奪作戦に 挑むはずが、インターポールに追われ、ステファニーを人質に取られ、挙句の果てにはクレンプに計画を知られてしまう。
だが、実はピンチさえも兄弟の〈計画〉だった──!?
南仏マルセイユを舞台にBMW327、ポルシェ356スピードスター、アストンマーティンV8など往年の名車の疾走シーンはまさには圧巻。『オーシャンズ』シリーズ『グランド・イリュージョン』シリーズなど、
盗みのプロたちの二重三重に入り組んだ計画で観る者を何度も欺くクライム・エンタテインメントの最新版! 『96時間』製作スタッフ×『ワイルド・スピードX2』脚本×『TAXi』シリーズのアクション・スタッフ!
2017年ブレイク必至の『ワイルド・スピード ICE BREAK』スコット・イーストウッド、『ブレードランナー 2049』アナ・デ・アルマス共演!
ビッグヒットとなったアクション・エンターテインメントを世に送り出してきたパワフルなスタッフたちが集結、自身のキャリアをさらにワイルドにする作品を作り上げた!
挑むはずが、インターポールに追われ、ステファニーを人質に取られ、挙句の果てにはクレンプに計画を知られてしまう。
だが、実はピンチさえも兄弟の〈計画〉だった──!?


アントニオ・ネグレ監督作品です。
96時間、ワイルドスピードシリーズの制作陣の作品、ってのが売りです。

ひょっとしたら面白いかも、位の期待値で観に行きました。
ただ少々期待外れでしたかね。

冒頭に主人公2人のスペックをアピールするかのような強奪シーンから始まるのですが。
口喧嘩しながらも高い運動能力と凄腕なドライビングテクニックで車を盗むって流れなのですが。
ここですがね、予告でも見れるので全然言いますけど、一人は橋からバンジーみたいに飛び降りて急いで紐を外してトラックに飛び乗り、
もう一人は車で後ろに付けるのです。
ところがトラックから一人落ちてそれを車で拾って反動をつけてもう一度トラックの上に飛び乗らせるのですよ。
え??橋から飛び降りた必要性ってなんなの??
仮にトラックを見つけるために橋の上にいたなら追いかける車まで橋の上に居る必要性ってなんなの??
飛び降りるなら一人は下に居るべきだし、余裕で追いついていたので二人共車で追うべきだし。
という違和感がすごくて。
で、結局そういう違和感を拭い去れない2時間でした。
そういう細かいツッコミどころが沢山あります。

ちょっとネタバレになること書きますが、
クライマックスに追手から逃げるために橋を渡ったあと橋を爆発するダイナミックシーンがあるのです。
ところが迂回した敵があっさり追いついてくるのです。
え???橋を爆破した必要性ってなんなの???
それ以外の人たち、すっげー迷惑じゃん!!という気分が消せませんでした。

もう完全にネタバレ言いますが・・・激しいカーチェイスの果てに最終的に敵は倒すのです。
しかも脇役がシンプルな手段であっさりと。
え???じゃあ最初から殺して奪えばこの映画は1時間もかからずに終われたじゃん!!
いかに出し抜いてスマートに逃げ切るか?じゃないの?
という。
逆にツッコミどころが多くて印象には残りましたが。

舞台が自分が馴染みのあるマルセイユで。
とことんマルセイユの町並みを堪能できて嬉しかったです。
「あ、駅の前の階段で若者に絡まれたな」
「この先のファストフードに行ったな」
とか思って懐かしかったです。

クリント・イーストウッドの息子、スコット・イーストウッドが主演でした。
相変わらずイケメンでした。
計画を立てるスマートな役にしてはクレバーさがイマイチ伝わらなかったです。

相棒はフレディ・ソープという若手が演じていました。
今後売れそうな役者らしいですが、なかなかイケメンでした。

ヒロインのアナ・デ・アルマスが非常に可愛かったです。
今後も大作に出るらしいので追いかけたいですね。

二番手ヒロインのガイア・ワイスもべっぴんさんで良かったです。

この手のライトなアクションに美男美女は欠かせないのでその点はクリアしていました。

アクションはなかなか迫力あって見応えはありましたが、イマイチインパクトは弱めですかね。
ストーリーはなかなか斬新な大どんでん返しでした。
この手のどんでん返しは嫌いじゃないです。
が、やはり主人公達にそういうスマートさが感じられないのが違和感でしたが。

かなりの高級車、沢山のクラシックカーが登場するので車好きならもっと楽しめると思います。



そんなわけで4点。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。