頻繁に計画停電の対象になる僕の住む街。
今日は初めて夜のゴールデンタイムの停電だった。
駅を降りると駅の周りが無くなってしまったかのような異様な光景。
人々も非常にざわつく。
駅だけが煌々と光をともし、明かりを求めて来た人達が沢山溜まって避難所の様な光景だった。
駅から一歩出るともうほとんど光はない。
大通りは車のヘッドライトで多少明るいが、交差点を渡るのはかなり困難。
渡れない人と必死に交通整理をする警官の怒号が響く。
念のために懐中電灯を持ち歩いている僕を会社の人たちは大袈裟みたいに言ったが
懐中電灯が無ければ行動できないレベルだった。
停電最中でも頑張って営業していたコンビニ。
しかし手にとった弁当に何が入っているかよく分からない。
懐中電灯で照らしながらそれらの内容を確認する。
結局サンドイッチとおにぎりという非常に寂しい晩飯を買って帰った。
電気が止まると水道も止まってしまう我がアパート。
手も洗えないし、トイレもいけない。
トイレに行けないと意識すると、
何故か異様にもよおす。
必死に探し当てたランタンは電球が切れていたので
いい感じに部屋を照らせるように懐中電灯をセットして晩ご飯を食べた。
明かりもなければ音もない凍える世界だった。
見晴らしのいい窓から見える風景は
とある線を堺に光と闇に分かれていた。
東京電力のメインの原発が無くなってしまったので
こんな暮らしが当分続くのだろう。
下手したら数年続くのかもしれない。
今までの生活がいかに恵まれていたか。
しかし電気は数時間で戻る。
被災地の人々の事を考えれば些細な事である。
駅前
目抜き通り
交差点
コンビニ
今日は初めて夜のゴールデンタイムの停電だった。
駅を降りると駅の周りが無くなってしまったかのような異様な光景。
人々も非常にざわつく。
駅だけが煌々と光をともし、明かりを求めて来た人達が沢山溜まって避難所の様な光景だった。
駅から一歩出るともうほとんど光はない。
大通りは車のヘッドライトで多少明るいが、交差点を渡るのはかなり困難。
渡れない人と必死に交通整理をする警官の怒号が響く。
念のために懐中電灯を持ち歩いている僕を会社の人たちは大袈裟みたいに言ったが
懐中電灯が無ければ行動できないレベルだった。
停電最中でも頑張って営業していたコンビニ。
しかし手にとった弁当に何が入っているかよく分からない。
懐中電灯で照らしながらそれらの内容を確認する。
結局サンドイッチとおにぎりという非常に寂しい晩飯を買って帰った。
電気が止まると水道も止まってしまう我がアパート。
手も洗えないし、トイレもいけない。
トイレに行けないと意識すると、
何故か異様にもよおす。
必死に探し当てたランタンは電球が切れていたので
いい感じに部屋を照らせるように懐中電灯をセットして晩ご飯を食べた。
明かりもなければ音もない凍える世界だった。
見晴らしのいい窓から見える風景は
とある線を堺に光と闇に分かれていた。
東京電力のメインの原発が無くなってしまったので
こんな暮らしが当分続くのだろう。
下手したら数年続くのかもしれない。
今までの生活がいかに恵まれていたか。
しかし電気は数時間で戻る。
被災地の人々の事を考えれば些細な事である。
駅前
目抜き通り
交差点
コンビニ