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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

フランス組曲

2016年01月08日 | 映画
フランス組曲
を観ました。

第二次大戦中、ナチスに支配されたフランス中部の町。
戦地に行って3年帰らない夫を待つリュシルとそこにやってきたピアノ弾きな中尉ブルーノは禁断の恋に落ち、様々な葛藤に悩まされるお話です。


結構評価しているミシェル・ウィリアムズ主演で、
タイトルや設定が僕好みだったので結構期待値高めで観に行きました。
・・・しかし、ちょっと期待はずれでした。

まず冒頭いきなり僕を萎えさせたのは、この映画が英語劇だったことです。
タイトルから問答無用でフランス語映画と思い込んでいたので。

フランスの中部の小さい町が舞台でフランス人とドイツ人で繰り広げられる物語が英語ってのはちょっとありえないですね。
しかもドイツ人たちはドイツ語で喋ってフランス人たちは英語で喋るという謎の設定でした。

それは語学へのこだわりが強い僕には辛かったですね。
物語はかなり良さげだったのでかなり惜しまれました。

いわゆるロミオとジュリエット的設定ですが、
コレはそれより凄いジレンマとの戦いです。

嫌悪しながらナチスの中尉を滞在させる主人公が、
彼の弾く美しいピアノと他の横暴なナチス軍人と違って紳士的な彼に徐々に惹かれて行く様は良かったです。

かなり葛藤してる様、そして恋に落ちてしまってからの恋い焦がれ方は結構グッと来ました。
映像は微妙なスケール感でしたが、結構品質は良かったです。

ラストはもう取り返しつかないドラマチック状態になっていきますが、
そして取り返しがつかない事件が起きてしまいその渦中にフランス側のドイツ側という立場で立ってしまう二人。
実に切ない見事なラストでした。

やはりピアノを弾く映画は好きですね。
ピアノ弾ける男ってモテるパターン多いなー、、、。


そんなわけで6点です。

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