メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

モネ・ゲーム

2013年05月23日 | 映画
モネ・ゲーム を観た。


印象派の巨匠モネ。その代表作「積みわら」の連作には幻の一枚があった。
英国の美術学芸員ハリー(コリン・ファース)はこの名画を使った大掛かりな贋作詐欺を企てる。
完全犯罪に必要な贋作は信頼のおけるネルソン少佐に描いてもらう、持ち主を演じるのは美人のカウガールPJ(キャメロン・ディアス)。
それを使って自分を虐げてきたにっくき大富豪シャバンダー(アラン・リックマン)から大金を奪う計画。
しかし想定外の連続で何一つ計画通りに行かず荒れていくハリー。
詐欺は成功するのか?

って話。


大好きなコーエン兄弟の脚本作品なので観てみました。

冒頭のアニメのオープニングから世界観たっぷりで非常に期待が持てた。

その期待を裏切ること無く、最後までテンションが途切れる事無くとてもいい映画でした。
冒頭、ハリーの上手く行ったていのスマートな妄想で観てる人に計画をわかり易く伝える手法は見事。

相当なボケボケ映画で笑えました。
予想外な程にボケまくりでとことんなコメディでした。

コリン・ファースが実に見事なコメディエンヌになってました。

キャメロン・ディアスはこういう役がハマりますね。
いつまでもキュートさを失わずに素敵ですね。

人間の悲哀、駄目駄目さの描写、どんどん破滅に向かってく感じ、それでも見事に物語を収束させる。
いつも通り見事過ぎる物語でした。
自分の中でも記憶に残るかなりの大どんでん返しな結末。


そんなわけで7点です。


たまにはこういうライトなコメディを観るのもいいですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。