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僕が結婚を決めたワケ

2011年01月14日 | 映画
僕が結婚を決めたワケ を観た。

ロン・ハワード監督の映画です。
シリアス系が多いロン・ハワードにしては珍しくラブコメ映画です。


(お話)
零細企業の社長ロニー(ヴィンス・ヴォーン)とその会社の天才エンジニアのニック(ケヴィン・ジェームズ)は昔からの親友。

二人はモーターショーでGMのEVカーを作るというプレゼンのコネクションに成功する。
そして運命のプレゼンに成功して開発費を得る事に成功する。

喜ぶロニーとは別にエンジニアのニックはプレッシャーに押しつぶされ始める。

ロニーは同棲中のレストランオーナーの恋人ベス(ジェニファー・コネリー)とラブラブなのだが結婚に踏み出せないで居る。
ニックにはジェニーヴァ(ウィノナ・ライダー)という美人妻が居てロニーにベスを紹介した張本人。

ニック夫妻はロニーにベスにプロポーズするように強く勧めている。

ロニーは世界最大のプロポーズを使用と植物園の職員と共にプロポーズを計画していたがそこでジェニーヴァが若いパンク男ジップ(チャニング・テイタム)と浮気している現場を目撃してしまう。

親友のニックに事実を伝えるべきか否かで苦悩するロニー。
ニックは開発が上手く進まずカリカリしていてとても話の出来る状況ではない。

ベスの為の婚約指輪を買おうと思って持っていた大金をベスに見つかる。
ロニーにはギャンブル依存症だった過去があり、ベスはそれが再発したと勘違いし不安になる。

悩むロニーは仕方なくジェニーヴァに直接伝えるが、ジェニーヴァはニックと出会う前、学生時代にロニーと一度だけ肉体関係を持ったことを餌に逆にロニーを脅迫してくる。


(評価)
やはり僕の抱くロン・ハワードのイメージとは違う映画でした。

正直登場人物たちがアホで見ていて歯がゆくてちょっとイライラしてしまいました。
基本的に勘違いしと誤解で物語は進みます。

僕は登場人物が観客の一般的な予想を裏切るときに快感を覚えます。
それが痛快の要素になると思います。

弱いと思っていた奴が強かった、死に役と思っていた仲間が逆に強敵を倒す、バカと思っていた奴が実は賢い行動を取るなどが好きです。

キャスティングももう少しハンサムの方がいいんじゃないかしら?と思ったりしてしまいました。
それは物語の進行でそこそこ納得できたので良かったですけど。

まぁ僕にあまり馴染みのない役者さんが多かったせいの違和感かもしれません。

物語は退屈でしたが映像の質感は流石のものがありました。
そこは流石のロン・ハワード作品です。

コメディシーンは全然笑えませんでした。

場内も全然ウケてませんでした。
お客さんは結構笑う準備をして観てる感があったのでこれは結構スベったと思います。

プロポーズシーンはなかなかの名場面でした。
ケンカ中に飯を買ってきたから食えと渡す、暫く放ったらかしの袋、話が一段落して開くと中身は指輪。
暫くの沈黙の後、感涙しながら「YES」と言うベス。
なかなか素晴らしかったです。

エンディングは急にスポーツモノの様な歓喜で締めくくってました。
ワッショイ感を出したかったのでしょう。

ウィノナ・ライダーが落ちぶれたように見えてしまい少々悲しかったです。

ヴィンス・ヴォーンは主演するだけあって流石にいいオーラ持ってました。


そんなわけで5点です。


僕が高校時代に彼女と映画を観に行ったときの雰囲気を思い出すものがありました。
なのでデートにお薦めです。


(ネタバレ)
ジェニーヴァはニックの風俗通いとSEXレスが浮気の原因だと言う。

ロニーはニックの後をつける、確かに風俗に通っていた。

ニックはロニーの様子がおかしい事に気づいてそれはプロポーズ出来ないことが原因だと勘違いする。

ロニーはジェニーヴァの脅迫を許さないために浮気現場を盗撮する。
しかしそれをジップに見つかり大乱闘となる。

傷だらけのままベスの両親の結婚記念日パーティに出席しみんなを心配させる。
そして出席してるジェニーヴァに浮気を告白するよう暗にメッセージを送る不自然な挨拶をする。
そのあまりに不自然で無礼な挨拶に怒るベス。

ロニーはベスがレストランを新たに開く計画を隠していたことを餌に逆に反論し二人は喧嘩を始める。

翌日ジップの元にカメラを取りにいくロニー、銃で脅されるがお金で解決する。
それをこっそりつけていたニックが見て、ロニーはギャンブル依存症が再発して借金をしていると勘違いする。

全てはロニーのギャンブル依存症が再発したと思うベスはロニーに内緒でカウセリングを準備しサプライズでロニーを出席させる。
その場に出席しているニックとジェニーヴァ、そして何も知らないニックはなんとジップも参加させてしまい狼狽するジェニーヴァ。

そこで全てを語るロニー、諦めて全てを告白するジェニーヴァ。
そしてさらに学生時代のジェニーヴァとの事も告白する。
色々秘密があったことを知ってロニーとジェニーヴァに怒り心頭のニックは帰ってしまう。

外に出て帰ってきたロニー、腹が減ってるかもと一応買ってきたと紙袋をテーブルに置く。
ギャンブル依存症と勘違いしていたベスはロニーに謝る。
袋を開けるとそこには結婚指輪、感涙しながらYESと答えるベス。

翌日運命の開発結果の発表の日、ニックは現れるがクライアントの前でロニーを殴る。
そして今後秘密を無くすことを約束して仲直りする。

車は見事成功。

ニックはアイスホッケー観戦で観客参加のゲームの抽選にあたり狭い穴へシュートを打つゲームをする。
ラスト一球、ロニーのアドバイスで見事成功し歓喜する二人。

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