メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

太陽の帝国

2009年12月22日 | 映画
スピルバーク監督の戦争ものの超大作です。

戦争ものと言っても捕虜となった少年を追った独特の手法です。
4万人のオーディションから選ばれたという、幼きクリスチャン・ベイルの主演作品です。

(お話)
中国で暮らすイギリス人の富豪の息子ジェイミー(クリスチャン・ベイル)は優雅に暮らしていた。
しかし日中戦争が始まりジェイミー一家も戦乱に巻き込まれる。
家族とはぐれたジェイミーは一人で生きて行かなければならなくなる。
廃屋で一人で飢えを凌ぐがやがて食料もそこを尽きる。

身売りのベイシー(ジョン・マルコヴィッチ)に拾われ飯を恵んでもらえるがまとめて日本軍の捕虜となってしまう。

日本軍の捕虜となり捕虜施設で辛い思いもするが勉強したり日本軍の少年と友達になったりして成長して行く。
ジェイミーは前から日本軍の戦闘機が好きだった。

やがて広島に落ちた原爆の光を見て戦争は集結する。
そしてたくましく成長したジェイミーは両親と再会する。

(評価)
大作でした。
さすがスピルバーグな作品です。
黒沢テイストを感じさせるようなアナログな大作感がいいです。

今やスターのクリスチャン・ベイルを発掘してるし、若き日のベン・スティラーもちょい役で出てます。
特にクリスチャン・ベイルの演技は迫真で凄かったです。

第2次世界大戦の辛さを少年の捕虜を通して伝えています。
映像的には過激な場面が無いのでお子様にもお勧めですね。

魂が震えるような独特の戦争映画でした。

そんなわけで8点です。



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