バンブルビー
を観ました。
父親を亡くした哀しみから立ち直れない思春期の少女チャーリーは、18才の誕生日に、海沿いの小さな町の廃品置き場で、廃車寸前の黄色い車を見つける。
自宅に乗って帰ったところ、その車が突如、変形《トランスフォーム》してしまう。
驚くチャーリーを前に、逃げ惑う黄色の生命体。
お互いに危害を加えないことを理解した瞬間、似たもの同士のふたりは急速に距離を縮める。
チャーリーは記憶と声を失い“何か”に怯える黄色の生命体に「バンブルビー(黄色い蜂)」と名前をつけて、かくまうことに決める。
ボロボロに傷ついたバンブルビーと、心に傷を抱えたチャーリー。
思いがけない友情が芽生えるのだが、しかし、予測不能の事態に巻き込まれていくのだった-
トラヴィス・ナイト監督作品です。
ちょっと知らない監督と思ってフィルモグラフィー見たら評価高くて自分が見てない映画ばかりでした。
元来はアニメーション映画の監督なのですね。
トランスフォーマーシリーズは結構好きで欠かさず劇場鑑賞してきています。
あの変身のシーンは気持ちよくて仕方ないですね。
冒頭は惑星サイバトロンでの強烈な戦闘シーン、いきなり凄まじいほどのスケール感の映像でこれ以上のつかみは無いくらい凄い映像でした。
息もつかせぬテンポ感で奥行きもある構図で。
こんな凄いシーンが冒頭のつかみになってしまうなんて凄い時代になりました。
そこから一人地球にたどり着いたバンブルビーのシーンです。
時代は1980年台で非常にその時代の雰囲気が出ています。
セットや小道具や音楽もさることながら、その当時の若者のメンタルがよく表現されていました。
喉から手が出る程に車がほしい感じ、スクールカーストの容赦ない感じ。
ああ80年台のハイスクールな感じだなーと、別にそこで育ったわけでもないのにノスタルジックになるほど良い空気感出してました。
そしてバンブルビーとの出会い、そこからの交流。
時代背景も相まってE.T.的な空気感すらありました。
二人の心が通うシーンがイチイチ泣けて、油断してたこともあり5、6回泣きました。
敵の怖さに比べてバンブルビーの頼りなさ、恐ろしい敵をなんとかしのいでいく展開です。
最初は全然喋れていたのに喋れなくなる過程、あのラジオで喋るようになるまでの流れも丁寧に描かれています。
バンブルビーは地球人を守ろうとして必死なのに地球人がサイバトロン側に騙されて協力してしまう歯がゆさ。
それでも健気に守ろうとするバンブルビーに涙です。
コメディもなかなかいい感じで。
めっちゃ笑える感じでは無いですが、微笑ましくて作品自体の好感度を上げる効果はありました。
クライマックスのテンポ感や映像のスケール感。
そして主人公の女の子の特技もちゃんと活かされていて。
SFとして相当素晴らしいのにやたら泣けました。
映像もストーリーも完璧に良かったです。
主人公が大好きなヘイリー・スタインフェルドでした。
トゥルー・グリットから大好きですが変わらずずっと好きです。
見た目もきれいになってきて雰囲気もあって、存在感もあって演技も良くて。
今の所良いキャリアだと思いますね。
その相手役のジョージ・レンデボーグ・Jrは最近ちらほら見かけますがこれもいい感じです。
多分本当は結構なイケメンですがダメ男演技が非常に良かったです。
バンブルビーを追い詰める軍隊を指揮する男をジョン・シナが演じていました。
自分から見るとプロレスラーですがなかなかいい役者になっています。
想像以上に面白いトランスフォーマー映画でした。
今まで見たトランスフォーマー映画で一番面白かったかも知れません。
そんなわけで9点。
を観ました。
父親を亡くした哀しみから立ち直れない思春期の少女チャーリーは、18才の誕生日に、海沿いの小さな町の廃品置き場で、廃車寸前の黄色い車を見つける。
自宅に乗って帰ったところ、その車が突如、変形《トランスフォーム》してしまう。
驚くチャーリーを前に、逃げ惑う黄色の生命体。
お互いに危害を加えないことを理解した瞬間、似たもの同士のふたりは急速に距離を縮める。
チャーリーは記憶と声を失い“何か”に怯える黄色の生命体に「バンブルビー(黄色い蜂)」と名前をつけて、かくまうことに決める。
ボロボロに傷ついたバンブルビーと、心に傷を抱えたチャーリー。
思いがけない友情が芽生えるのだが、しかし、予測不能の事態に巻き込まれていくのだった-
トラヴィス・ナイト監督作品です。
ちょっと知らない監督と思ってフィルモグラフィー見たら評価高くて自分が見てない映画ばかりでした。
元来はアニメーション映画の監督なのですね。
トランスフォーマーシリーズは結構好きで欠かさず劇場鑑賞してきています。
あの変身のシーンは気持ちよくて仕方ないですね。
冒頭は惑星サイバトロンでの強烈な戦闘シーン、いきなり凄まじいほどのスケール感の映像でこれ以上のつかみは無いくらい凄い映像でした。
息もつかせぬテンポ感で奥行きもある構図で。
こんな凄いシーンが冒頭のつかみになってしまうなんて凄い時代になりました。
そこから一人地球にたどり着いたバンブルビーのシーンです。
時代は1980年台で非常にその時代の雰囲気が出ています。
セットや小道具や音楽もさることながら、その当時の若者のメンタルがよく表現されていました。
喉から手が出る程に車がほしい感じ、スクールカーストの容赦ない感じ。
ああ80年台のハイスクールな感じだなーと、別にそこで育ったわけでもないのにノスタルジックになるほど良い空気感出してました。
そしてバンブルビーとの出会い、そこからの交流。
時代背景も相まってE.T.的な空気感すらありました。
二人の心が通うシーンがイチイチ泣けて、油断してたこともあり5、6回泣きました。
敵の怖さに比べてバンブルビーの頼りなさ、恐ろしい敵をなんとかしのいでいく展開です。
最初は全然喋れていたのに喋れなくなる過程、あのラジオで喋るようになるまでの流れも丁寧に描かれています。
バンブルビーは地球人を守ろうとして必死なのに地球人がサイバトロン側に騙されて協力してしまう歯がゆさ。
それでも健気に守ろうとするバンブルビーに涙です。
コメディもなかなかいい感じで。
めっちゃ笑える感じでは無いですが、微笑ましくて作品自体の好感度を上げる効果はありました。
クライマックスのテンポ感や映像のスケール感。
そして主人公の女の子の特技もちゃんと活かされていて。
SFとして相当素晴らしいのにやたら泣けました。
映像もストーリーも完璧に良かったです。
主人公が大好きなヘイリー・スタインフェルドでした。
トゥルー・グリットから大好きですが変わらずずっと好きです。
見た目もきれいになってきて雰囲気もあって、存在感もあって演技も良くて。
今の所良いキャリアだと思いますね。
その相手役のジョージ・レンデボーグ・Jrは最近ちらほら見かけますがこれもいい感じです。
多分本当は結構なイケメンですがダメ男演技が非常に良かったです。
バンブルビーを追い詰める軍隊を指揮する男をジョン・シナが演じていました。
自分から見るとプロレスラーですがなかなかいい役者になっています。
想像以上に面白いトランスフォーマー映画でした。
今まで見たトランスフォーマー映画で一番面白かったかも知れません。
そんなわけで9点。