ダークナイト ライジング を観た。
前作から8年後、ゴッサム・シティはデント法により犯罪活動が押さえられていた。
お金持ちのブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は肉体的、精神的にボロボロで引き篭もりになり人前に姿を現さなくなる。
ウェインの前に現れた女怪盗セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)の登場で物語は動き出す。
平和ボケした人々の前に壮絶なテロリスト、ベイン(トム・ハーディ)が現れゴッサム・シティをむちゃくちゃにして革命を始める。
ベインに重症を負わされたゴードン市警本部長(ゲーリー・オールドマン)の願いもありウェインはバットマンとして復活しベインを追う。
ウェインは自分の会社を資産家のミランダ・テイト(マリオン・コティヤール)に委ねる。
ってお話。
初めて予告を観た時からかなりの鳥肌モノでしたが、本編を観てもやっぱり凄かったですね。
3時間弱もありますが、重量感が半端無いし、観客を引き込む物語の力も凄いので全然退屈しませんでした。
毎度評判のダークナイトシリーズですが、圧倒的スケールでその品質は保たれていました。
前作はジョーカーの存在感が凄すぎましたが、今回のベインもなかなかです。
非常に狡猾で物凄く強くて、なによりためらいのない絶対悪なたたずまいが恐ろしい。
正直ジョーカーの存在感には及ばないものの、
その分今回はバットマンやキャット・ウーマンなどの脇役の比重も上がっているので全体としてのバランスは悪く無いです。
アクションシーンは冒頭の飛行機墜落シーンから見所盛り沢山ですが、凄いです。
中盤の予告編でもよく流れてたゴッサム・シティまるごと爆破テロで一気に街のあり方を変えてしまうシーンは圧巻です。
それでいて人間臭い、言ってしまえば街の喧嘩みたいなシーンも多々描くのがノーラン監督っぽいなと思いました。
クリスチャン・ベールは演技派ですが、バットマンをやらせても演技派ですね。
今回はウェインが何時にもまして完璧さに欠ける不安定さを露呈しまくっていて、それがいい感じに観客を不安にさせます、その見せ方が上手いです。
あの重低音のエフェクトの喋り方が特徴的ですね。
ベインを演じたのはトム・ハーディですが、トム・ハーディということを忘れてしまうほどでした。
正直ごく普通の俳優と思ってたトム・ハーディですが、なかなかのなりきりで良かったですね。
凄く小さい印象のあるトム・ハーディですが、上手いこと大男になってました。
バットマン以上に重低音なエフェクトの喋り方でした。
ノーラン作品にはインセプションに続いて起用されていますね。
同じくマリオン・コティヤールもインセプションに続いて起用されてますね。
新たなウェインの恋人候補って感じでいい存在感でした。
この人最初はイマイチでしたが、段々好きになってきてます。
あまりピンと来ることのないアン・ハサウェイも
コスチュームのせいかとてもセクシーで魅力的でかっこ良くてちょっと好きになっちゃいました。
結構美味しいところを持っていくキャラでそれが余計に僕を夢中にさせました。
モーガン・フリーマンとマイケル・ケインもいつも通りな感じで、
この辺が観客に安心感を与えてくれてます。
ノーラン監督作品は最初から全部観てますが、
どれも観終わったあとに凄い疲労感のようなものを与えてくれるのが非常に特徴的ですよね。
絶妙に深刻で暗い空気を作るのが上手ですね。
それでいてラストシーンは非常にテンションを高い状態を維持したまま終わる。
今回も上手な終わらせ方でした。
質では前作に劣るかも知れませんが、大作感はかつて無いものになりましたね。
力のある印象的な構図が多かったですね。
名画だと思います。
そんなわけで9点。
お後がよろしかったし、映画館で観るならばこういう映画でしょう。
コンパクト路線に進むハリウッド映画で久々の長編大作でした。
コレ見終わった後のバイクでの帰り道、
妙に前傾姿勢になってスピード出して何時もより狭い隙間もすり抜け無駄にスラロームしがち♪
前作から8年後、ゴッサム・シティはデント法により犯罪活動が押さえられていた。
お金持ちのブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は肉体的、精神的にボロボロで引き篭もりになり人前に姿を現さなくなる。
ウェインの前に現れた女怪盗セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)の登場で物語は動き出す。
平和ボケした人々の前に壮絶なテロリスト、ベイン(トム・ハーディ)が現れゴッサム・シティをむちゃくちゃにして革命を始める。
ベインに重症を負わされたゴードン市警本部長(ゲーリー・オールドマン)の願いもありウェインはバットマンとして復活しベインを追う。
ウェインは自分の会社を資産家のミランダ・テイト(マリオン・コティヤール)に委ねる。
ってお話。
初めて予告を観た時からかなりの鳥肌モノでしたが、本編を観てもやっぱり凄かったですね。
3時間弱もありますが、重量感が半端無いし、観客を引き込む物語の力も凄いので全然退屈しませんでした。
毎度評判のダークナイトシリーズですが、圧倒的スケールでその品質は保たれていました。
前作はジョーカーの存在感が凄すぎましたが、今回のベインもなかなかです。
非常に狡猾で物凄く強くて、なによりためらいのない絶対悪なたたずまいが恐ろしい。
正直ジョーカーの存在感には及ばないものの、
その分今回はバットマンやキャット・ウーマンなどの脇役の比重も上がっているので全体としてのバランスは悪く無いです。
アクションシーンは冒頭の飛行機墜落シーンから見所盛り沢山ですが、凄いです。
中盤の予告編でもよく流れてたゴッサム・シティまるごと爆破テロで一気に街のあり方を変えてしまうシーンは圧巻です。
それでいて人間臭い、言ってしまえば街の喧嘩みたいなシーンも多々描くのがノーラン監督っぽいなと思いました。
クリスチャン・ベールは演技派ですが、バットマンをやらせても演技派ですね。
今回はウェインが何時にもまして完璧さに欠ける不安定さを露呈しまくっていて、それがいい感じに観客を不安にさせます、その見せ方が上手いです。
あの重低音のエフェクトの喋り方が特徴的ですね。
ベインを演じたのはトム・ハーディですが、トム・ハーディということを忘れてしまうほどでした。
正直ごく普通の俳優と思ってたトム・ハーディですが、なかなかのなりきりで良かったですね。
凄く小さい印象のあるトム・ハーディですが、上手いこと大男になってました。
バットマン以上に重低音なエフェクトの喋り方でした。
ノーラン作品にはインセプションに続いて起用されていますね。
同じくマリオン・コティヤールもインセプションに続いて起用されてますね。
新たなウェインの恋人候補って感じでいい存在感でした。
この人最初はイマイチでしたが、段々好きになってきてます。
あまりピンと来ることのないアン・ハサウェイも
コスチュームのせいかとてもセクシーで魅力的でかっこ良くてちょっと好きになっちゃいました。
結構美味しいところを持っていくキャラでそれが余計に僕を夢中にさせました。
モーガン・フリーマンとマイケル・ケインもいつも通りな感じで、
この辺が観客に安心感を与えてくれてます。
ノーラン監督作品は最初から全部観てますが、
どれも観終わったあとに凄い疲労感のようなものを与えてくれるのが非常に特徴的ですよね。
絶妙に深刻で暗い空気を作るのが上手ですね。
それでいてラストシーンは非常にテンションを高い状態を維持したまま終わる。
今回も上手な終わらせ方でした。
質では前作に劣るかも知れませんが、大作感はかつて無いものになりましたね。
力のある印象的な構図が多かったですね。
名画だと思います。
そんなわけで9点。
お後がよろしかったし、映画館で観るならばこういう映画でしょう。
コンパクト路線に進むハリウッド映画で久々の長編大作でした。
コレ見終わった後のバイクでの帰り道、
妙に前傾姿勢になってスピード出して何時もより狭い隙間もすり抜け無駄にスラロームしがち♪