子供の頃から寝付きが悪く
何時も隣で爆睡している兄を軽蔑の目で見たりしていた。
寝れない寝れない言う僕に母は
「部屋を暗くして目を閉じてれば寝れる」
と言った。
子供の頃、母の言葉は神の言葉だった。
今となっては絶対嘘とわかる事も1秒で信じた。
しかし言われた通りにしても眠れなかった。
僕の想像力や妄想力はきっと母の想定を大きく超えていたのだ。
幾つになっても変わらなかった。
目を閉じてしまえば、
僕は凄いスピードで走れたし
空も飛べたし
好きな人と好きなことが出来たし
無敵で嫌いな奴は倒せたし
ギターやピアノは好きなように奏でたし
サッカーはマラドーナより上手かった。
そんな幸福な世界があるのに簡単に寝れるハズもなかったのです。
現実も妄想も最終的に脳でアウトプットされている時点で
僕にとっては大差無いのです。
何時も隣で爆睡している兄を軽蔑の目で見たりしていた。
寝れない寝れない言う僕に母は
「部屋を暗くして目を閉じてれば寝れる」
と言った。
子供の頃、母の言葉は神の言葉だった。
今となっては絶対嘘とわかる事も1秒で信じた。
しかし言われた通りにしても眠れなかった。
僕の想像力や妄想力はきっと母の想定を大きく超えていたのだ。
幾つになっても変わらなかった。
目を閉じてしまえば、
僕は凄いスピードで走れたし
空も飛べたし
好きな人と好きなことが出来たし
無敵で嫌いな奴は倒せたし
ギターやピアノは好きなように奏でたし
サッカーはマラドーナより上手かった。
そんな幸福な世界があるのに簡単に寝れるハズもなかったのです。
現実も妄想も最終的に脳でアウトプットされている時点で
僕にとっては大差無いのです。