メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

モテキ

2011年09月29日 | 映画
モテキ を観た。


漫画もドラマも大好きで大ファンな僕。

楽しみにして待ちに待った映画でした。

僕の大好きなフジファブリック主題歌で好き過ぎる麻生久美子と長澤まさみが出てるということで、楽しみにし過ぎで逆にスベッてるんじゃないか?とちょっと不安になるほどに。

しかしめっさ面白かったです。

いやー劇中に出てくる音楽や漫画やITな世界観が相変わらずバッチリ僕好みでたまりませんでした。
藤本の棺桶にはCorneliusのCDとかが添えられてて嬉しかったです。
エンディングテーマはオザケンの今夜はブギーバックだし。

藤本(森山未來)は墨さん(リリー・フランキー)が立ち上げたITベンチャー企業で音楽サイトをやってる会社に就職して色々な女性と出会って恋をしていく。

まあ殆どみゆき(長澤まさみ)とるみ子(麻生久美子)とのやり取りですが。
珍しく女性(るみ子)目線のシーンも結構多くて意外でした。

長澤まさみのちょっとセクシーシーンも多くてそれだけでも結構なお宝モノでした。

冒頭の激しい語りから序盤は相当ハイテンポで進みます。
センスがいいハイテンポコメディは大好物なのでとっても良かったです。

ハイテンポなままドラマと同じ夜明けのBEATに入っていくオープニングには飛び跳ねたくなるほどでした。

色んな人の恋愛に対する名言が引用されてそれに毒づいてましたが、尾崎豊の名言には「若くして死んだからって何でもかんでも伝説になってんじゃねぇ!」ってのはなかなか痛快でした。

趣味が全然合わないるみ子が藤本に好かれるために必死に迫り「YouTubeで神聖かまってちゃん見からぁ」「もうB'zとか聴かないからぁ」と号泣するシーンとかかなり面白かったです。

その他面白シーンは盛りだくさん。

墨さんの「彼氏が居ない女は世界中の男がライバルになるが、彼氏が居る女ならライバルは一人」ってのはかなり勇気づけられました。

セカチュウでは悲しい共演をした森山未來と長澤まさみでしたが今回は明るい共演でとても素敵でした。

とにかく自分の私生活を見るようなリアルなシーンばっかりで生々しかったです。

フラレても食い下がって
「せめて最後に一回抱きしめさせて」
断られると
「もう一回キスしたい」
断られると
「一回でいいからセックスしたい」
などとシリアスシーンなのにこんな恋愛ドラマは観たことないです。
実際の男女は大抵こんなやりとりです、素晴らしいです。

最近よくフェスに行く私ですが、フェスのシーンも多くてリアルでいい感じでした。

行きつけの下北が結構舞台になってたし。

エンドロールがYouTubeちっくでかなり斬新でした。
素晴らしかったです。

長澤まさみや麻生久美子をめっさ綺麗に撮ってくれてて嬉しかったです。


そんなわけで9点。


いやーBlu-ray買わねば。

藤本はかなり僕とかぶる要素が多いので、モテキはガチで自分の恋愛バイブルですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。