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のだめカンタービレ 最終楽章 後編

2010年05月21日 | 映画
のだめカンタービレ 最終楽章 後編 を観た。

そこまで興味はないのですが、前編を見てしまったので後編も観ておかなければ。
クラシックモノなので劇場で観ておこうと観てきました。

(お話)
前作の続きで別々に暮らすことになったのだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)。

千秋は順調に指揮者としてステップアップしていく。

のだめは相変わらず先生にコンクールにすら出させてもらえず伸び悩んでいる。

そんな中清良(水川あさみ)がバイオリンのコンクールに出ると言うことで日本から彼氏の龍太郎(瑛太)と奥山(小出恵介)が内緒で応援していた。
みんなで応援して見事清良は3位入賞する。

そこで聞いたラヴェルのピアノ協奏曲にのだめは感動していつか千秋とその曲で共演したいと浮かれる。
のだめ、千秋、清良、龍太郎、奥山、フランク(ウエンツ瑛士)、ターニャ(ベッキー)、黒木(福士誠治)らで盛り上がる。

しかし活動休止していたルイ(山田優)の復帰公演に抜擢された千秋がルイと演奏する予定の曲がそのラヴェルのピアノ協奏曲だった。

そのことをのだめに言えない千秋。

(評価)
テレビドラマもそんなに見ていないので詳しく知りませんが、いつも通りだったと思います。
前編に比べるとしっとりとした内容になっていたかもしれないです。
思い切り盛り上がるような場面が無かったので意外でした。

選曲も少々マニアックになっていたかもしれません。

僕がピアノを習っている頃、最後に参加した発表会で弾いたモーツァルトの2台ピアノのためのソナタK448をのだめと千秋が弾いていてました。
それで色々僕の心がタイムスリップしてしまいジーンとしてしまいました。

あれはまるでピアノでの会話のようで名曲です。
楽しくて難易度低いですし。
でもモーツァルトは奥が深いから簡単な曲でも本当は難しいって言われたりしますけど。

上野樹里の演技は結構凄い気がします。
無いわーとか思いつつも引き込まれるものがあります。
なんだか段々好きになりつつあります。

玉木宏は未だにピンと来たことが無いです。

コメディシーンはそこそこ笑えたので良かったと思います。

そんなわけで6点。

マンガチックで楽しい映像も悪くなかったです。

すぐ感化されてしまう僕なのでまた少しピアノを弾くようになりました。
定期的にこんな作品観るのもそういった副産物があるのでいいです。

普段は面倒でピアノ弾く気になれないのです。


(ネタバレ)
千秋がルイとラヴェルのピアノ協奏曲をやることを知ったのだめは落ち込む。
そしてコンサートを観てさらに落ち込む。

千秋はのだめのピアノレッスンをする。
知らないウチにとても成長していたのだめに千秋は驚く。
千秋のレッスンのせいもありのだめは先生に褒められる。

そんな中のだめはシュトレーゼマン(竹中直人)に誘われて千秋たちも知らない場所でいきなりデビューする。
しかも難易度の高いショパンのピアノ協奏曲を演奏する。

急いで駆けつけた千秋はその独創的な演奏に驚くが感動する。

そのコンサートが大成功となりのだめは一躍時の人となり無名の新生として世界中のニュースになる。

次々と演奏依頼が舞い込みプロとしてやらせようとするエリーゼ(吉瀬美智子)だが、のだめは姿をくらませてしまう。
もうあれ以上の演奏は出来ないと燃え尽き症候群のようになってしまう。
もういいでしょ神様・・・と居なくなり誰からも連絡が取れなくなってしまう。

しかしのだめはゴミ屋敷のようになった自宅アパートに居た。
上の階に住む幽霊と間違えられている幽霊学生のテルミンの音に誘われその部屋に入る。
その子は作曲学科で音楽は自由だと色んな楽器を使って自由な音楽を作っていた。
のだめはその子の影響で少し音楽の楽しみを取り戻す。

元々保母さんになりたかったのだめはフランク、ターニャ達と共に保育園で保母さんの真似事のような事をする。
子どもたちと音楽をやって楽しむ。

その姿を観た千秋はやはりのだめを大舞台に連れていきたいと思う。
連れ去り無理やりモーツァルトの連弾を弾く。
それはふたりが最初に協演した曲だった。

ふたりはまた一緒に音楽を目指して行こうと抱きしめあう。

その後のだめはレッスンにも戻るようになり、千秋とラブラブな生活を送る。



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