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心の名盤:東京の空(エレファントカシマシ)

2010年11月15日 | 音楽
エレファントカシマシは非常に好きです。
宮本浩次の人間性がとても好きで憧れの人です。

音楽性、生き様、人間性。
僕に限らず音楽をしている人間の多くに影響を与えたと思います。

エピック時代最後のアルバムとなった「東京の空」はとても思い出深いです。

それまでのアルバムは感情を抑えられないぶっ飛んだ感じのものが多かったと思います。
それはそれでいいのですけれど、このアルバムでは急にバランスが取れ、引き出しが増えたように思いました。

バラエティにとんだ曲目、しかも名曲ぞろいです。

誰かのささやき、極楽大将生活賛歌、星の降るような夜に、暮れゆく夕べの空あたりは特に名曲です。
非常に研ぎ澄まされた精神で作られたアルバムという印象を受けます。

当時のエレファントカシマシが世の中に認められなかったというのが余計僕の好感度を上げます。
こんな名盤を出した後、レコード会社との契約も無くなり、事務所も無くなり無職のようになってしまいます。

そしてしばらく世の中から消えた後次のアルバムでブレイクしていくのですが。
わかる人にはわかるのに世の中に伝わるまで時間がかかった歯がゆさも、結果オーライですが好きな要素となりました。

僕の愛読書、松本大洋の花男もエレファントカシマシから由来しています。
(このアルバムの曲ではないですが)

東京の空は名盤です。



東京の空
宮本浩次,村山達哉
エピックレコードジャパン


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