メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

貞子3D 2(スマ4D上映)

2013年09月03日 | 映画
貞子3D 2(スマ4D上映) を観た。


謎の大量殺戮を引き起こした呪いの動画事件から5年が経ち鮎川茜(石原さとみ)と安藤孝則(瀬戸康史)の間に凪(平澤宏々路)が生まれていた。
産後に茜は死亡し、孝則は妹の楓子(瀧本美織)に預けていた。
楓子は懐かない凪に悩みつつも育てていた。
そして再び謎の動画を見た人間が自殺する事件が起き始める。
楓子はそれが凪の周りで起きていることに気づく・・・。


って話。


リングシリーズの延長線上で貞子3Dというシリーズの続編。
前作は相当酷評した記憶があります。

今作では世界初と言われるスマ4Dという方式での上映もあったのでそれを体験してみました。

劇場は中高生だらけでかなり場違いな空気感。
上映前からキャッキャとかなりストレスな環境。

スマ4Dとはなんぞや?
ということの答え、軽いネタばらしですけど。
上映前に専用のアプリをインストールします。
上映前に軽い説明ムービーがあります。
当然機内モードにするのですが、映画のストーリーに合わせ
危険が迫ってる的なアラートがあったり、
劇中の電話が自分の携帯にかかってきたり、
画面を写真で撮れとか言われたり、
画面を削れとか言われたり。

同じアプリを作る仕事をしてる僕からの意見ですけど、結構頑張ってるなと感心しました。
上手く恐怖を煽ってたと思います。

この演出は映画を遊園地のアトラクションに変えてしまっています。
なので映画とは思えない騒ぎの中の鑑賞となります。

正直映画の内容はイマイチ入ってきません。

瀧本美織は演技が上手だと思います。
こんな映画ですが結構観れました。

子役の子がかなり可愛かったです。
今後の活躍が楽しみです。

他は特に特筆すべき要素は無かったですね。

ストーリーも前作同様に子供向けホラーになってます。
前作よりは大分マシになった気もしますがやっぱりしょうもない映画ではあります。
センスは微妙ですが結構怖い場面があったのでそこは加点します。


そんなわけで4点です。


スマ4Dになるとコレはもはや映画とは言えない気もするので評価は難しいですが、それを抜いたと考えるとこんなもんかな?

崇高なジャパニーズ・ホラーがすっかりこんな作品に成り下がってしまったのは残念ではあります。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。