食べる女
を観ました。
忙しない日々の中、なりたい自分も愛することも見失いがち...。
そこから新しい一歩を踏み出すパワーをくれるのは、“おいしいゴハンと愛しいセックス”だ!
健やかな心と体があれば、きっと愛する力が湧いてくる。
欲ばってもいい。つんのめっても。素直になれなくたっていい。
でも、おいしい女になって、自分を味わいつくしてみよう。
誰のものでもないあなたの人生だから。
東京の街をふ〜わりふわりと漂う、8人の自由で孤独な女たち。
それぞれの孤独を精いっぱい抱えながら、それぞれに違う形の幸せを模索する日々を送っていく...。
そして今夜も、女の本音満載のやさしく、おいしい宴が始まる!
トン子(小泉今日子)
迷える女たちにおいしいゴハンを食べさせて、元気にするのが大好きな女
ドド(沢尻エリカ)
恋愛から逃げ腰なのをごまかして、蓄財にはげむ女
多実子(前田敦子)
ぬるま湯の差から抜け出せず、時々ジャンクな食べ物やオトコを夢想するアラサー女
あかり(広瀬アリス)
男に都合のいい恋愛をしては失敗を繰り返しながらも、めげない女
珠美(山田優)
形式にとらわれることなく、元夫への愛もセックスも手放さない女
ツヤコ(壇蜜)
別れた夫への愛を捨てられず、ピクニックに誘う女
マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)
料理下手で離婚危機に陥る、味覚がよくわからない異邦人(女)
美冬(鈴木京香)
聖母的な愛と料理で、 かわいい男をつまみ喰いするのが趣味の女
生野慈朗監督作品です。
前情報ほぼ無しでしたが、好みの雰囲気があったしキャストも好みだったので期待して見に行きました。
案の定大好きなテイストでかなりおもしろかったです。
冒頭、まだ関係性もわからない小泉今日子、鈴木京香、沢尻エリカ、前田敦子の4人の女性が美味しそうな料理の準備をしていて。
こたつを囲んでそれを食べているのですが、もうそのシーンで「ああ、いい感じ!」と思いましたね。
そこからはかすかに繋がりはある人々の群像劇です。
描かれているボリューム感は人によって差がありますが群像劇にしては非常に多くの人々の心情を実にスマートに描いて居たと思います。
だいたいネガティブな女性の悩みが多いですが、そこまで辛辣なものは無くて全体的にソフトで、
そういう映画にするほどでもないようなドラマを扱っているハイセンス作品です。
みんなが抱えている漠然とした悩みやモヤモヤがちょっとずつ解消されていくような優しい映画です。
小泉今日子はこたつでぐーたら作業する作家で最高に小泉今日子らしい役でした。
どこか悟った感じでみんなの拠り所のような、頼れるお母さん的なポジションで。
猫と暮らしていて僕の大好きなグーグーだって猫であるを思い出してとても嬉しかったです。
鈴木京香も同様な感じで、小泉今日子の幼馴染で小料理屋のママで。
悩める女性たちを救っていました。
大好きな沢尻エリカは相変わらず美人で大好きですが、この中では中堅的なポジションで。
一人で完成されているキャリアウーマンって感じで、それでもちょっと恋愛を欲していて。
恋愛模様は全然奇妙でしたがなんか良いなぁ、素敵だなぁって思える感じでした。
濡れ場もあって嬉しかったです。
前田敦子はいつもながらのバカ女って感じで。
それでも作品の中でほんのり成長して明るくていい子でした。
勝地涼と友人役で共演シーンが結構あったのでドキドキしました。
この作品きっかけで結婚したのですかね。
広瀬アリスが誰彼構わず寝てしまうだらしない女で、でもなんかポリシーがあって。
後悔しつつもそんなんを繰り返してしまう感じで。
今の広瀬アリスにこの役をやらせたのはすごいですね。
なかなかの濡れ場とセクシーショットでその点でお宝ものでもありました。
妹とは違う路線でちゃんと存在感を出していて素晴らしいと思います。
シャーロット・ケイト・フォックスがちょっと辛い目に合う女性でしたが、今作では一番成長を描いていたキャラでした。
全く料理に興味なかった女性から小泉今日子、鈴木京香との出会いから良くしてもらい料理人になっていきました。
それをきっかけに自信を身に付けていく女性で痛快でした。
壇蜜がちょっと切ないシングルマザーでしたがこの人はとても雰囲気あって良いですね。
この人が漂わせる雰囲気って替えが効かないしかなり凄いですね。
山田優は愛に素直な女性で信念に忠実な感じでらしくてカッコよかったです。
勝地涼は大好きな役者ですが今作でも出番少なめながら最高でした。
ユースケ・サンタマリアが不気味な男の役でしたがいい人でした。
沢尻エリカとのラブシーンが羨ましかったです。
池内博之は活躍の幅が広くて評価してますが今作でも一番の悪人でしたがちょっと可愛さのある悪人でした。
大好きな間宮祥太朗も出ていましたがほぼカメオ出演でした。
真木蔵人がすっかり良いおじさんになっていてびっくりしました。
多くのキャストが適切に活躍していて、そんなわけでとてもいい映画でした。
都会の風景もキレイに描いていたし、何より食事が美味しそうで。
最終的に食べるというシンプルな行為にみんなを集約させる素敵な映画でした。
この手の作品の世界観にはずっと触れていたくなりますね。
ただただ好きな映画でした。
そんなわけで8点。
を観ました。
忙しない日々の中、なりたい自分も愛することも見失いがち...。
そこから新しい一歩を踏み出すパワーをくれるのは、“おいしいゴハンと愛しいセックス”だ!
健やかな心と体があれば、きっと愛する力が湧いてくる。
欲ばってもいい。つんのめっても。素直になれなくたっていい。
でも、おいしい女になって、自分を味わいつくしてみよう。
誰のものでもないあなたの人生だから。
東京の街をふ〜わりふわりと漂う、8人の自由で孤独な女たち。
それぞれの孤独を精いっぱい抱えながら、それぞれに違う形の幸せを模索する日々を送っていく...。
そして今夜も、女の本音満載のやさしく、おいしい宴が始まる!
トン子(小泉今日子)
迷える女たちにおいしいゴハンを食べさせて、元気にするのが大好きな女
ドド(沢尻エリカ)
恋愛から逃げ腰なのをごまかして、蓄財にはげむ女
多実子(前田敦子)
ぬるま湯の差から抜け出せず、時々ジャンクな食べ物やオトコを夢想するアラサー女
あかり(広瀬アリス)
男に都合のいい恋愛をしては失敗を繰り返しながらも、めげない女
珠美(山田優)
形式にとらわれることなく、元夫への愛もセックスも手放さない女
ツヤコ(壇蜜)
別れた夫への愛を捨てられず、ピクニックに誘う女
マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)
料理下手で離婚危機に陥る、味覚がよくわからない異邦人(女)
美冬(鈴木京香)
聖母的な愛と料理で、 かわいい男をつまみ喰いするのが趣味の女
生野慈朗監督作品です。
前情報ほぼ無しでしたが、好みの雰囲気があったしキャストも好みだったので期待して見に行きました。
案の定大好きなテイストでかなりおもしろかったです。
冒頭、まだ関係性もわからない小泉今日子、鈴木京香、沢尻エリカ、前田敦子の4人の女性が美味しそうな料理の準備をしていて。
こたつを囲んでそれを食べているのですが、もうそのシーンで「ああ、いい感じ!」と思いましたね。
そこからはかすかに繋がりはある人々の群像劇です。
描かれているボリューム感は人によって差がありますが群像劇にしては非常に多くの人々の心情を実にスマートに描いて居たと思います。
だいたいネガティブな女性の悩みが多いですが、そこまで辛辣なものは無くて全体的にソフトで、
そういう映画にするほどでもないようなドラマを扱っているハイセンス作品です。
みんなが抱えている漠然とした悩みやモヤモヤがちょっとずつ解消されていくような優しい映画です。
小泉今日子はこたつでぐーたら作業する作家で最高に小泉今日子らしい役でした。
どこか悟った感じでみんなの拠り所のような、頼れるお母さん的なポジションで。
猫と暮らしていて僕の大好きなグーグーだって猫であるを思い出してとても嬉しかったです。
鈴木京香も同様な感じで、小泉今日子の幼馴染で小料理屋のママで。
悩める女性たちを救っていました。
大好きな沢尻エリカは相変わらず美人で大好きですが、この中では中堅的なポジションで。
一人で完成されているキャリアウーマンって感じで、それでもちょっと恋愛を欲していて。
恋愛模様は全然奇妙でしたがなんか良いなぁ、素敵だなぁって思える感じでした。
濡れ場もあって嬉しかったです。
前田敦子はいつもながらのバカ女って感じで。
それでも作品の中でほんのり成長して明るくていい子でした。
勝地涼と友人役で共演シーンが結構あったのでドキドキしました。
この作品きっかけで結婚したのですかね。
広瀬アリスが誰彼構わず寝てしまうだらしない女で、でもなんかポリシーがあって。
後悔しつつもそんなんを繰り返してしまう感じで。
今の広瀬アリスにこの役をやらせたのはすごいですね。
なかなかの濡れ場とセクシーショットでその点でお宝ものでもありました。
妹とは違う路線でちゃんと存在感を出していて素晴らしいと思います。
シャーロット・ケイト・フォックスがちょっと辛い目に合う女性でしたが、今作では一番成長を描いていたキャラでした。
全く料理に興味なかった女性から小泉今日子、鈴木京香との出会いから良くしてもらい料理人になっていきました。
それをきっかけに自信を身に付けていく女性で痛快でした。
壇蜜がちょっと切ないシングルマザーでしたがこの人はとても雰囲気あって良いですね。
この人が漂わせる雰囲気って替えが効かないしかなり凄いですね。
山田優は愛に素直な女性で信念に忠実な感じでらしくてカッコよかったです。
勝地涼は大好きな役者ですが今作でも出番少なめながら最高でした。
ユースケ・サンタマリアが不気味な男の役でしたがいい人でした。
沢尻エリカとのラブシーンが羨ましかったです。
池内博之は活躍の幅が広くて評価してますが今作でも一番の悪人でしたがちょっと可愛さのある悪人でした。
大好きな間宮祥太朗も出ていましたがほぼカメオ出演でした。
真木蔵人がすっかり良いおじさんになっていてびっくりしました。
多くのキャストが適切に活躍していて、そんなわけでとてもいい映画でした。
都会の風景もキレイに描いていたし、何より食事が美味しそうで。
最終的に食べるというシンプルな行為にみんなを集約させる素敵な映画でした。
この手の作品の世界観にはずっと触れていたくなりますね。
ただただ好きな映画でした。
そんなわけで8点。