メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

儚さ

2007年06月28日 | なんとなく書いてます
朝バイクで走っていると道を小さい子猫がふらふら歩いていた。
この世に生を受けて間もない感じだった。
赤信号渋滞で止まっている車達の中で危なっかしく歩いていた。
そしてバイクで止まっている僕のすぐ右斜め前まで来た。
僕は早く安全な場所に行きな、と思いながらバイクを止めた。
信号が青になると一台のセダンが猫を避けたが次のトラックが容赦なく踏み潰した。
それは人が飛んでいる蚊を潰す位の一瞬の出来事だった。
「あー神様」と奇跡を信じたが振り返ると既に目も当てられない姿だった。
命の何たる儚きことか。
人間の何たる罪深き事か。
人間の子供を轢き殺せば罪は問われるが、人間意外ならいくら轢き殺しても構わないと法律が言っている。
そりゃわかっている。
獣に交通ルールを教えるなんて不可能だから。
でもやりきれない気分で一杯だ。

人間は優れているのだろうか?
知的生命体は進化の先の方か?
しかし人間以外にこの進化を選択した種がない。

朝から見たくもないものを見せられてしまった。
気分は最悪だ。
猫よ、安らかに逝ってください。

魂は何処へ行くのか?
その行方を追う。

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