メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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そこに山がある

2014年05月15日 | 学習・科学
エベレストに登る人間の気持ちがまるでわからない。

と30年以上思って生きてきた。

今ならば凄くよく分かる。
自分も登ってみたいとさえ思う。

一度冒険したものは次の冒険を欲しがる。
それは前の冒険より高い難易度でスリリングなモノを欲しがる。

いきなりエベレストに登った人は居ないと思う。

多分それより難易度低い山を登ってる内に、
エベレストを目指さざるを得なくなったのであろう。
とてもよく分かる。

一度困難を乗り越えた快楽を知ってしまったものは、
ある種その中毒になってしまう。
悪いことでは無いけれど、
死に至ることもある深刻な中毒である。

それでも冒険者は再び冒険へと旅立ってしまうのだ。

なんだかこの辺に人間の根本を見れる気がする。
そしてそれが人間たるものの宿命にすら思えるのである。

実利的な意味はまるで無いのに。

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