メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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星になった少年

2010年08月07日 | 映画
星になった少年 を観た。

柳楽優弥主演の日本初の象使いの少年のノンフィクションです。


(お話)
動物プロダクションをやっている小川哲夢(柳楽優弥)の実家。
哲夢は幼い頃から沢山の動物と戯れ育つ。

母親の小川佐緒里(常盤貴子)は動物第一で子供たちを顧みない。

ある日そんな小川プロダクションに2頭の象がやってくる。
小象の方はまだ調教がされていないランディ。

哲夢は象の話すことが分かると象に強い興味を示す。
哲夢は飼育係の人に象使いの話を聞く、そしてタイには象使いの学校があることを聞く。

そしてタイに留学して象使いになると言い出す。
最初は反対する母も哲夢の情熱に折れ、賛成する。

留学したのはタイの山奥、何もかも違う生活習慣。
昆虫を調理した食事など、最初はまるで馴染めない。
そして他の少年たちの様に象を操れずミスばかり。
他の子供達に馬鹿にされる。

象は人間と心を通わせる動物、哲夢は人一倍努力して徐々に成長する。
逃げ出した象を追っているとき死にかけ、象に命を救われる。

そしてタイの少年たちとかけがえのない友情を築く。
卒業の日、タイでお世話になった先生や友達と別れ日本に戻る。

日本に戻った哲夢はランディの調教を始める。
小川耕介(高橋克実)は再婚した佐緒里の連れ子の哲夢に冷たく、哲夢の失敗に厳しく当たる。

哲夢は象を率いてとあるイベントに参加しそこで村上絵美(蒼井優)と出会う。
動物を愛する二人は意気投合し親しくなる。

そして哲夢は日本初の象のショーの主役として舞台に立つ。


(評価)
動物と少年ですしとても清らかな感動物語ですね。

タイでの大掛かりな撮影や大量の象の撮影。
かなり頑張ったと思います。

柳楽優弥君の象を扱うシーンなどは実際の象使いのようで見事でした。
きっとかなり訓練したのでしょう。

脇を固める役者陣も優秀なのだが、全体的にあまりに象に気を取られすぎな感じもしました。
「だれも知らない」で柳楽優弥君を観て衝撃を受けたものですが、あの時の演技に比べると少々物足りなかったです。

蒼井優は若干出番が少なかったですが相変わらず可愛くて最高でした。

こんなタイトルなので、当然哲夢は死ぬのですが、かなりあっさりと強引に死ぬ場面へ展開しました。
無理矢理にいきなり感動シーンに展開していきます。

全体的にボリュームが多く、上手く収まらなかった感じでしょうか。

動物も象も好きなので悪くないのですが消化不良でした。

そんなわけで5点です。

象はとっても優しい目をしておりました。



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