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感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ALWAYS 三丁目の夕日'64

2012年01月30日 | 映画
ALWAYS 三丁目の夕日'64


人気シリーズの3作目。

東京オリンピックに沸く1964年の東京が舞台。

絶縁中の父が危篤となりその親子関係に悩む作家の茶川竜之介(吉岡秀隆)、妻のヒロミ(小雪)は出産を控えている。
そして息子同然に面倒を見ている淳之介(須賀健太)は竜之介の背中を追い、東大進学か小説家かで将来の道に迷っている。
医者菊池(森山未来)との恋に悩む六子(堀北真希)、その恋を心配する鈴木オート社長、六子の親同然の鈴木則文(堤真一)とその妻トモエ(薬師丸ひろ子)。

そんな人々のお話。

3Dでした。

東京オリンピックの盛り上がりを背景にそれぞれのドラマが描かれる優しい群像劇でした。

何となく良いなって思ってた程度のシリーズでしたが3Dの臨場感のせいかめっさ感動して泣いてしまいました。

自分の知らない時代ですがなんとも懐かしいホンワカした気持ちになってしまいました。
このシリーズ、その辺の空気作りの質の高さは見事ですね。

そして同じ主要キャストでずっとやってるので過去の作品の回想とか感慨深いモノがありました。

堤真一や吉岡秀隆や薬師丸ひろ子や堀北真希の演技も素晴らしいです。

今回僕の大好きな森山未来君もまたステキな役で登場してて嬉しかったです。

堤真一の「六子を悲しませたら、警察に捕まろうが関係ない!俺はお前を殺す!」というシーンには号泣でした。
ホントの親子では無い茶川家の淳之介や鈴木オートの六子への家族の愛情はめっさ泣けますね。

オリンピックもみんなでみようと自然と鈴木オートに人が集まる感じとか。
こういう人情味溢れるステキな時代があったんだな、とジーンとしてしまいました。

ずっと一人暮らしをしているせいか、こういう人と人との関わり合い、
その温もり感にはとても飢えて、憧れを抱いてしまいます。

何もかもが良かったわけじゃないのでしょうが、過ぎた時代はいつでも輝いて見えちゃいますね。


そんなわけで9点です。


全ての完成度が素晴らしいのでコレくらいの評価をしてもいいと思えました。

涙がポロポロだったので3Dメガネが邪魔でたまらんかったです。
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