ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ を観た。
ビートルズになる前の若い学生の頃ののジョン・レノンのお話です。
僕もずっとR&Rバンドをやっている人間なので当然ビートルズもそれなりに好きです。
これは観ておかねばと遠くまで観に行ってきました。
(お話)
青年ジョン・レノンは幼い頃から叔父のジョージと叔母のミミ(クリスティン・スコット・トーマス)に育てられていた。
ジョンは素行が悪く学校でも問題児。
そんなジョンにミミは厳格だがジョージはジョンを優しく可愛がり友達のように接していた。
しかしジョージが心臓発作で急死してジョンはミミと二人きりになる。
そしてジョージの葬式で実の母親のジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)を見かける。
それをきっかけにジュリアとコンタクトを取るようになる。
ジュリアには新しい夫と二人の娘が居るがジョンとの再会を喜び溺愛する。
ジョンはバスの屋根に乗ってタバコを吸ったりして停学になるが、停学をミミに叱られるのを面倒に思い学校に行くふりをしてジュリアの元へ通う。
そしてジュリアにバンジョーを習う。
それをきっかけにジョンは音楽にのめり込んでいく。
停学はミミにバレてかくまったジュリアとミミは険悪になる。
ジョンはミミに学校の成績を落とさない約束でギターを買ってもらう。
プレスリーに憧れるジョンは仲間を無理矢理バンドに誘いバンド活動をはじめる。
破天荒でノリノリのライブパフォーマンスで好評を得て行く。
そんなジョンのライブを観たポール・マッカートニー(トーマス・サングスター)が共通の知人を通じてバンドに入りたいと言ってくる。
ポールは経験者でギターもボーカルもジョン達より格段にレベルが高くジョンは悪態をつきながらもポールを受け入れていく。
そしてポールにギターを習う。
ポールは前年に母親を亡くしていた。
その後ポールの紹介でギターの上手いジョージ・ハリソンも加入して活動していく。
(評価)
とてもいい映画だったと思います。
実の母と育ての母の狭間で何処にも居場所が無いと感じる青年ジョン・レノン。
パッと見二人も母親が居て甘やかされていいじゃないかとも思いますが、繊細な人間にはとても悩ましい事で音楽にしかはけ口が無いのは良く伝わりました。
ビートルズを子供の頃から聞いていてそこそこ好きですけどマニアではないのでこういったお話は全然知らなかったです。
なのでこうやってビートルズになっていったのかー、と勉強になりました。
ジョンとポールの友情が育まれて行く様子も良かったです。
ミミとは衝突しながらも最終的には分かり合ってゆく、イギリスの青年でも日本と同じような思春期を過ごすのだなと知りました。
ジョンにパスポートかなんかの書類を書くことを頼まれたミミが
「私は母親の蘭に書けばいいの?保護者の蘭に書けばいいの?」とジョンに質問してジョンがしみじみと「両方さ」と答えてしばらく間を置いてジョンを抱きしめたミミにほんのり泣けました。
同じような年齢にバンドをしていた自分には気持ちが良く分かる部分が多くて良かったです。
学校や家庭への不満も社会的力のない若者はロックにぶつけるしか手が無いのですね。
そんなわけで8点です。
となりの女性がいいセンスの部分で泣いてました。
このシーンで泣くとはかなりいいセンスしてるじゃねーかと思いました。
ブサイクな人でしたが好感持ちました。
(ネタバレ)
学校の成績が悪くなった為ミミはジョンのギターを処分してしまう。
怒ったジョンは家出してジュリアの元で暮らす。
しかしジュリアの夫はジョンを出ていかせるようにジュリアを説得する。
それを聞いたジョンはジュリアの家から出て行く。
ミミの元に戻るが険悪のまま。
ジョンは両親に捨てられ叔母に育てられた自分の境遇を呪う。
ミミとジュリアが兄弟喧嘩をはじめる。
浮気ばかりしていたジュリアは夫の説得も聞かずでていき幼いジョンにどっちと暮らしたいか選択を迫った。
パパと暮らしたいと言ったジョンだが見かねたミミがジョンを無理矢理連れ出し育てた。
それがジョンの境遇の真相だった。
ジョンはバンド活動を順調に進めながらアート系の学校に通い一人暮らしを始める。
これでミミとジュリアは兄弟に戻れると言う。
ジュリアとミミは和解して仲良く過ごすようになる。
ジョンも時々帰って3人で穏やかな時間を過ごす。
そして3人で食事の約束をした帰り道、ジュリアは事故に遭って死んでしまう。
深く悲しむジョンは荒れて葬式でギターを弾いたポールを殴る。
しかしポールも最近同じ悲しみを味わっていた事を思い出し泣きじゃくりながら謝り二人は絆を深める。
しばし時間は流れ、ジョンはミミに注がれてきた愛情をようやく素直に感謝出来るようになっていた。
ビートルズになる前の若い学生の頃ののジョン・レノンのお話です。
僕もずっとR&Rバンドをやっている人間なので当然ビートルズもそれなりに好きです。
これは観ておかねばと遠くまで観に行ってきました。
(お話)
青年ジョン・レノンは幼い頃から叔父のジョージと叔母のミミ(クリスティン・スコット・トーマス)に育てられていた。
ジョンは素行が悪く学校でも問題児。
そんなジョンにミミは厳格だがジョージはジョンを優しく可愛がり友達のように接していた。
しかしジョージが心臓発作で急死してジョンはミミと二人きりになる。
そしてジョージの葬式で実の母親のジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)を見かける。
それをきっかけにジュリアとコンタクトを取るようになる。
ジュリアには新しい夫と二人の娘が居るがジョンとの再会を喜び溺愛する。
ジョンはバスの屋根に乗ってタバコを吸ったりして停学になるが、停学をミミに叱られるのを面倒に思い学校に行くふりをしてジュリアの元へ通う。
そしてジュリアにバンジョーを習う。
それをきっかけにジョンは音楽にのめり込んでいく。
停学はミミにバレてかくまったジュリアとミミは険悪になる。
ジョンはミミに学校の成績を落とさない約束でギターを買ってもらう。
プレスリーに憧れるジョンは仲間を無理矢理バンドに誘いバンド活動をはじめる。
破天荒でノリノリのライブパフォーマンスで好評を得て行く。
そんなジョンのライブを観たポール・マッカートニー(トーマス・サングスター)が共通の知人を通じてバンドに入りたいと言ってくる。
ポールは経験者でギターもボーカルもジョン達より格段にレベルが高くジョンは悪態をつきながらもポールを受け入れていく。
そしてポールにギターを習う。
ポールは前年に母親を亡くしていた。
その後ポールの紹介でギターの上手いジョージ・ハリソンも加入して活動していく。
(評価)
とてもいい映画だったと思います。
実の母と育ての母の狭間で何処にも居場所が無いと感じる青年ジョン・レノン。
パッと見二人も母親が居て甘やかされていいじゃないかとも思いますが、繊細な人間にはとても悩ましい事で音楽にしかはけ口が無いのは良く伝わりました。
ビートルズを子供の頃から聞いていてそこそこ好きですけどマニアではないのでこういったお話は全然知らなかったです。
なのでこうやってビートルズになっていったのかー、と勉強になりました。
ジョンとポールの友情が育まれて行く様子も良かったです。
ミミとは衝突しながらも最終的には分かり合ってゆく、イギリスの青年でも日本と同じような思春期を過ごすのだなと知りました。
ジョンにパスポートかなんかの書類を書くことを頼まれたミミが
「私は母親の蘭に書けばいいの?保護者の蘭に書けばいいの?」とジョンに質問してジョンがしみじみと「両方さ」と答えてしばらく間を置いてジョンを抱きしめたミミにほんのり泣けました。
同じような年齢にバンドをしていた自分には気持ちが良く分かる部分が多くて良かったです。
学校や家庭への不満も社会的力のない若者はロックにぶつけるしか手が無いのですね。
そんなわけで8点です。
となりの女性がいいセンスの部分で泣いてました。
このシーンで泣くとはかなりいいセンスしてるじゃねーかと思いました。
ブサイクな人でしたが好感持ちました。
(ネタバレ)
学校の成績が悪くなった為ミミはジョンのギターを処分してしまう。
怒ったジョンは家出してジュリアの元で暮らす。
しかしジュリアの夫はジョンを出ていかせるようにジュリアを説得する。
それを聞いたジョンはジュリアの家から出て行く。
ミミの元に戻るが険悪のまま。
ジョンは両親に捨てられ叔母に育てられた自分の境遇を呪う。
ミミとジュリアが兄弟喧嘩をはじめる。
浮気ばかりしていたジュリアは夫の説得も聞かずでていき幼いジョンにどっちと暮らしたいか選択を迫った。
パパと暮らしたいと言ったジョンだが見かねたミミがジョンを無理矢理連れ出し育てた。
それがジョンの境遇の真相だった。
ジョンはバンド活動を順調に進めながらアート系の学校に通い一人暮らしを始める。
これでミミとジュリアは兄弟に戻れると言う。
ジュリアとミミは和解して仲良く過ごすようになる。
ジョンも時々帰って3人で穏やかな時間を過ごす。
そして3人で食事の約束をした帰り道、ジュリアは事故に遭って死んでしまう。
深く悲しむジョンは荒れて葬式でギターを弾いたポールを殴る。
しかしポールも最近同じ悲しみを味わっていた事を思い出し泣きじゃくりながら謝り二人は絆を深める。
しばし時間は流れ、ジョンはミミに注がれてきた愛情をようやく素直に感謝出来るようになっていた。