メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

僕と猫

2010年04月09日 | 思い出
センチメンタルがピークに達した夜
孤独が爆発してしまった夜
かなり久々に江戸川へ行こうと思った

昔のようにモスバーガーで遅い晩飯を買って
江戸川までバイクで向かう

広い川と広い空
水面に映った

適当な地面に腰を下ろしハンバーガーを取り出し食べる

すると一匹の猫が近づいてきた
地上は結構暗いので最初は少々不気味だったが
どうやらただ単にお腹が空いているだけのようだった

僕から2m位の位置に腰を下ろし僕をジーッと見ている
僕が足を組み替えたりするとちょっと逃げる
警戒してはいるがおこぼれは欲しいという状況らしい

バンズをちょいとちぎって投げたら勢い良く食いついた
なんかそいつが愛しく見えてきた
バンズやレタスをちぎってそいつの方に投げてやる
決して2m以上は近づかないが僕を頼っている
モスチキンの骨を投げてやったら加えて少し離れたところで
ポリポリと音を立てていた

河原には猫は沢山居ると思うのだたが
その日はそいつ一匹しか見かけなかった

あまりにベタだが自分の孤独感とそいつを重ね合わせ
かなりそいつが可愛く見えた
何度か写真を撮ったのだが
残念ながら暗くて全く綺麗に取れなかった

暫くそいつと二人でたたずんだ

そいつのお腹は大きかった

可愛い子猫を大切に育てて欲しいと思った
世界は人間だけのものじゃないのだからね

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