メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ホームレス中学生

2010年09月08日 | 映画
ホームレス中学生 を観た。

散々話題になっていた麒麟の田村裕の大ヒット小説の映画化です。


(お話)
学校で人を笑わせるのを得意にしていた田村裕(小池徹平)。
一学期終業日、団地の裕の部屋に帰ろうとすると、家の荷物は全て外に出され部屋に立ち入り禁止に。
戸惑う裕と兄研一(西野亮廣)、姉幸子(池脇千鶴)。
そこへ父一郎(イッセー尾形)が帰ってくる。

「まことに残念ではありますが、ご覧のように家には入れなくなりました。今後はそれぞれが自立して頑張って生きていってください。はい解散!」と言って去っていく。

呆然とする3人。
取り敢えず兄がし切って何とか作戦を考えようとするが、密かにショックを受けた裕は友達のウチに泊めてもらえるからと一人去っていく。

本当は行く場所なんて無かった裕は当てもなくさまよった挙句、まきふん公園と呼ばれる公園に辿り着く。
まきふんのようなすべり台があるからそう呼ばれていた公園。

その日から裕はそこで野宿を始める。
お金は無く自販機のお釣りや下を探す。
野グソをして雨がシャワー変わり。
空腹は雑草やダンボールで満たす極限の暮らし。

時々兄の働くコンビニに行って廃棄の弁当をもらう。
兄と姉は神社で野宿していた。

カッコつけて学校の友達には秘密にしてたが空腹に耐えきれず親友の川井に会った際に実は家が無くなった、飯を食わせてくれと頼む。

そして川井の父(宇崎竜童)と母(田中裕子)にとても親切にされる。
久々に食べるまともな料理、久々の風呂に感動する裕。

川井の両親は兄と姉も呼び再会した3人は感動する。

そんな兄弟達を見て川井の両親は知人の西村スミ子(いしだあゆみ)にお願いして3人の住む部屋を用意してもらう。
3人は久しぶりに一緒に暮らせるようになる。


(評価)
当時とても話題になっていたので逆につまらなそうと思い、一切これ関係に無関心でした。
CSでやっていて暇だったので観てみたのです。

しかし古厩智之監督作品だけあってそれなりにクオリティ高かったです。

シチュエーションがあまりに過酷なので、普通に戻っていくだけで、兄弟たちが喜ぶだけでジーンとしてしまいました。
普段、普通に生活出来ていることがいかに素晴らしいことなのかを教えてくれるいい映画だと思います。

過酷でも必死に生きる事、人の温かさに触れること、兄弟の絆、ベタですけどそんなのが上手に描かれていました。

あまり好きでは無いのですがキングコングの西野亮廣はなかなかいい演技してたと思います。
牛丼屋のシーンは熱演でした。
牛丼食べたくなります。

これ見ると田村裕のこと少し応援したくなりますね。

とにかく想像よりはいい映画だったと思いました。

そんなわけで6点。

人志松本のすべらない話に出たことで田村の運命は変わりましたね。
次長課長・河本や宮川大輔や矢野兵動・兵藤や小藪もあの番組で運命変わってますよね。
あの番組は凄いなぁ。



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