マーサの幸せレシピ

（お話）
ドイツのレストランで働く一流女シェフのマーサ。
料理の腕は素晴らしいが怒りっぽくて客とトラブルを起こす事もしばしば。
オーナーを困らせ街で2番目のシェフと言われる。

ある日母子家庭だった姉が事故に遭い死んでしまい、悲しみの中一人ぼっちになってしまった8歳の姪のリナと共に暮す事になる。
リナの希望で行方知らずのイタリア人の父を探す事を約束して。

心を閉ざしてしまったリナはマーサの料理を食べない。

マーサが仕事を休んでいる間に新しくイタリア人シェフのマリオが雇われる。
陽気なマリオはマーサと全然スタイルが違い、仕事に復帰したマーサはマリオを受け入れない。
しかもキッチンをマリオに奪われるんじゃないか、という不安でマリオにかなり厳しく当る。
マリオにはそんな策略は無く、裏表無く本当に楽しく働きたいだけなのだが、マーサが受け入れないなら辞めるとも言い出す。
しかしリナがマリオの作るイタリアンが大好きとマリオの料理をモリモリ食べる。
マリオの影響でリナも明るさを取り戻す。

マーサもマリオに感謝し始める。

そしてリナがマリオと遊びたがるのでマーサの家にマリオが来るようになり、マーサとマリオは付き合うようになる。

しかしリナが学校に行っていない事を隠していた事からリナとマーサは激しく喧嘩して、関係がこじれてしまう。

そんな中マーサが以前送った手紙を頼ってリナの父が訪ねてくる。

リナは引き取られていきマーサとマリオはそれを見送る。

リナが去ってしまいひどく落ち込むマーサ。

やっぱりリナと暮すべきだったとマリオと共にリナを迎えに行く。


（評価）
なかなか良い空気感の映画で好きでした。

ヨーロッパ映画だしレストランものだしちょっと小洒落てていいです。

言葉少なに悲しい感じの空気感も良く出ていました。
嬉しいシーンにはワクワクさせるものがありました。

そんなわけで６点。

腹減りました。
シェフになりたくなりました。

ヨーロッパはいいです。

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