ヴィンセントが教えてくれたこと を観た。
アルコールとギャンブルに溺れるちょい悪オヤジのヴィンセント(ビル・マーレイ)は、ひょんなことからお隣に引っ越して来た、いじめられっ子オリバー(ジェイデン・リーベラー)の面倒を見ることになる。
小学生相手に容赦なく毒舌を連発し、行きつけのバーや競馬場にも連れ歩き、ヴィンセントはオリバーに注文の仕方、オッズの計算方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、一見ろくでもないことを教え込んでいく。
最初は最悪だと思っていたオリバーだが、ある日ヴィンセントが介護施設に立ち寄り、認知症の妻に愛おしげに接する様子を目の当たりにする。
気難しい老人と気弱な少年の間にはいつしか奇妙な友情が芽生え、2人のささやかな冒険の日々が始まった―――。
って話。
ちょっと話題作ですね。
ちょっと存知ないセオドア・メルフィ監督作品です。
僕が普段聴いているラジオのセンス良さそうなDJさんも今年観た中で一番面白かったと言うので期待度大で観てきました。
街中の厄介者の不良ジジイとその隣に引っ越してきた軟弱な男の子との交流の物語。
まあ、設定から感動の予感がするヤツですね。
設定と描写とはいえ、ビル・マーレイ演じるガサツジジイのガサツさは神経質な僕には苦手でした。
ただでさえアメリカ人って所作がガサツなのにその最たるもんでした。
しかしビル・マーレイいつの間にかいい俳優になりましたよね。
なんか正直B級のイメージ強かったですが、俳優人生も分からないものだなーってしみじみです。
かなり見事な演技でした。
ちょっと喋れなくなる時期とかありますけどその演技とか素晴らしかったです。
宣伝文句の”ビル・マーレイ史上最高!”は嘘じゃない位の出来です。
主人公の少年も当たり障りなくいいキャスティングでした。
ナオミ・ワッツっていつの間にかすっかり汚れ役をやる名優になりましたね。
今作はストリッパーで売春婦の役です。
かなりおばさんになりましたが、
こういうミニシアター系映画に良い雰囲気を与える素晴らしい女優さんですね。
たった4館の上映から口コミで全米公開に発展してゴールデングローブ作品賞&主演男優賞を取ったという宣伝文句も納得の、
確かにいい雰囲気に満ちた優しい映画でした。
アイ・アム・サム的な感じですかね。
劇場はかなり混んでましたけど、まーみんな泣く泣く。
かなりすすり泣きの嵐でした。
もれなく僕も泣いていましたけど、周りの泣きっぷりに若干引いて思ったように泣けませんでした。
ラストはまあ、そら泣くだろうなという程よい展開で見事だったと思います。
僕は深みや人生に刺さる深い思想がある作品が好きなので、
こういうのはちょっと卑怯な感動だな、とは思いつつも。
それでもいい映画なのは間違いないので、まあみんな観たらいいんじゃないでしょうか。
しんどすぎる描写や大きな事件等がないので万人受けしそうです。
とかく女性受けは良さそうですね。
そんなわけで8点です。
この手の優しい映画は世に必要ですね。
アルコールとギャンブルに溺れるちょい悪オヤジのヴィンセント(ビル・マーレイ)は、ひょんなことからお隣に引っ越して来た、いじめられっ子オリバー(ジェイデン・リーベラー)の面倒を見ることになる。
小学生相手に容赦なく毒舌を連発し、行きつけのバーや競馬場にも連れ歩き、ヴィンセントはオリバーに注文の仕方、オッズの計算方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、一見ろくでもないことを教え込んでいく。
最初は最悪だと思っていたオリバーだが、ある日ヴィンセントが介護施設に立ち寄り、認知症の妻に愛おしげに接する様子を目の当たりにする。
気難しい老人と気弱な少年の間にはいつしか奇妙な友情が芽生え、2人のささやかな冒険の日々が始まった―――。
って話。
ちょっと話題作ですね。
ちょっと存知ないセオドア・メルフィ監督作品です。
僕が普段聴いているラジオのセンス良さそうなDJさんも今年観た中で一番面白かったと言うので期待度大で観てきました。
街中の厄介者の不良ジジイとその隣に引っ越してきた軟弱な男の子との交流の物語。
まあ、設定から感動の予感がするヤツですね。
設定と描写とはいえ、ビル・マーレイ演じるガサツジジイのガサツさは神経質な僕には苦手でした。
ただでさえアメリカ人って所作がガサツなのにその最たるもんでした。
しかしビル・マーレイいつの間にかいい俳優になりましたよね。
なんか正直B級のイメージ強かったですが、俳優人生も分からないものだなーってしみじみです。
かなり見事な演技でした。
ちょっと喋れなくなる時期とかありますけどその演技とか素晴らしかったです。
宣伝文句の”ビル・マーレイ史上最高!”は嘘じゃない位の出来です。
主人公の少年も当たり障りなくいいキャスティングでした。
ナオミ・ワッツっていつの間にかすっかり汚れ役をやる名優になりましたね。
今作はストリッパーで売春婦の役です。
かなりおばさんになりましたが、
こういうミニシアター系映画に良い雰囲気を与える素晴らしい女優さんですね。
たった4館の上映から口コミで全米公開に発展してゴールデングローブ作品賞&主演男優賞を取ったという宣伝文句も納得の、
確かにいい雰囲気に満ちた優しい映画でした。
アイ・アム・サム的な感じですかね。
劇場はかなり混んでましたけど、まーみんな泣く泣く。
かなりすすり泣きの嵐でした。
もれなく僕も泣いていましたけど、周りの泣きっぷりに若干引いて思ったように泣けませんでした。
ラストはまあ、そら泣くだろうなという程よい展開で見事だったと思います。
僕は深みや人生に刺さる深い思想がある作品が好きなので、
こういうのはちょっと卑怯な感動だな、とは思いつつも。
それでもいい映画なのは間違いないので、まあみんな観たらいいんじゃないでしょうか。
しんどすぎる描写や大きな事件等がないので万人受けしそうです。
とかく女性受けは良さそうですね。
そんなわけで8点です。
この手の優しい映画は世に必要ですね。