メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

バス停

2008年01月28日 | なんとなく書いてます
僕の部屋からはバス停が見下ろせます。

僕は暇な時間、ただぼんやりとそのバス停を見ているのです。

朝靄を掻き分けて停車するバス。
夜、行き先を煌々と光らせてプシューと止まるバス。
雨の日、静かに停車するバス。

それを見るのが好きなのです。

寒さを堪える学生さん
傘を広げるおばさん
疲れたサラリーマン
年老いた人

静かな住宅街にバスの停車前のピピーピピーという音が響くと、僕はカーテンを開く。

誰もそのバス停から僕の部屋にはやってこないけれど
いつか奇跡が起きて部屋のドアをノックするのでは

ないのかしらと

妄想するのです。

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