メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

グスコーブドリの伝記

2012年07月20日 | 映画
グスコーブドリの伝記 を観た。


グスコーブドリは美しいイーハトーヴの森できこりの父と優しい母と妹ネリと絵に書いたような幸せな暮らしをしていた。
しかしある年にある年冷害に襲われ、冷害は終わりなく続き街からは笑顔がなくなり皆飢える。
父と母は居なくなりネリと二人で何とか暮らしていたがネリもコトリという謎の男に連れ去られブドリは一人ぼっちになってしまう。
ブドリはてぐす工場で働いたり、里へ降りて赤ひげのオリザ畑で働いたりする。
ブドリは学ぶのが得意だった。
その後街へ行きクーボー博士と知り合い火山局で働き環境を学んでいく。


って話。

宮沢賢治らしい幻想的でメッセージ性の強い物語でした。

台詞もひと言ひと言丁寧にしゃべる感じで、言葉も重ならないよう間も丁寧で子供でも観やすい様に工夫してるなと感じました。

ちょっと支離滅裂で夢みたいな話や強引な展開で宮沢賢治らしいですが、子どもが観たら結構記憶に残りそうな迫力がありました。

この映画もちょっと震災の影響を感じますね。
自然と向きあって暮らしていく為の試行錯誤、人々が幸せに暮らすための自己犠牲。
そんなモノがテーマでしょうか。
結構壮大でジーンとしました。

小栗旬や忽那汐里や佐々木蔵之介が声優をしていますが、あまり声を作ったり、演技させておらず、普通にしゃべっている感じでした。
なので声優さん達の姿が浮かびすぎてちょっと邪魔でした。


そんなわけで6点です。


お母さん、是非お子さんに勧めてあげてください
って感じの映画でした。
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