無伴奏
を観ました。
1969年、反戦運動や全共闘運動が起きていた激動の時代。高校3年生の野間響子は、親友と制服廃止闘争委員会を結成し、
革命を訴えシュプレヒコールをあげる日々をおくりながらも、実はベトナムにも安保にも沖縄にも強い想いがあるわけではなく、学園闘争を真似しているだけの自分に嫌気がさしていた。
そんなある日、響子は、親友に連れられて入ったバロック喫茶「無伴奏」で、フランクだがどこか捉えどころのない大学生・渉と、渉の親友・祐之介、祐之介の恋人・エマの3人に出会う。
「無伴奏」で会って話をするうちに、いつしか響子は渉に惹かれていく。
初めてのキス、初めてのセックス。
“革命”以上に刺激的な恋の魔力に響子が囚われていたある日、思いもよらない衝撃的な事件が起こる――。
矢崎仁司監督作品です。
毎作かなり高評価してきた監督です。
なかなか好みのテイストな気がしたのでかなり気になってました。
しかも好みの役者陣が出ているので。
1969年ってかなり好きな、惹かれる時代設定なのですよね。
今までもこの時代を描いた映画を沢山観てきましたが、どれも記憶に残っています。
人類史でもかなり独特なエネルギーに満ちていた不思議な時代に思います。
自分はもちろん生まれていない時代ですが、もしこの時代を生きていたら、と思わずにはいられません。
きっと学生運動の中心あたりに居たかもしれません。
悶々と世の中を変えようとしていたかも知れません。
今作はそんな時代の中心に居るわけでも無く、ちょっとその周辺に居る様な人物たちが登場人物でした。
それでも妙に文学じみていたり、哲学的思想に支配されていたり、
詩人のような世界観でコミュニケーションしてるのはらしくて良かったです。
ああ、69だなぁと思いました。
クラシック音楽を聴くだけのバロック喫茶が舞台ってのも良かったです。
成海璃子は昔はかなり好きだったのですが、すっかり本格派女優な歩みになってきて。
すっかりセクシーな体当たり演技もするようになってきました。
かなり豊満な胸なのでなかなかいいエロティックを醸しだしていたと思います。
ただ、セミヌード的な撮られ方で、遠藤新菜が大胆に脱ぎまくっていたのを考えると少々不自然でもありましたが。
言葉遣いが一昔前の女性の口調で、確かにこの時代の女性はこんな口調だったと。
現代では女性口調がほぼ無くなってきているので、そういうのを見ても時代は変わったなぁと思いました。
昭和の女の子の雰囲気が見た目からも良く出ていて見事な演技だったと思います。
相変わらず声質も天性な感じでいいです。
池松壮亮はかなり好きな俳優でかなりの演技派と思ってます。
今作でもらしさはふんだんに発揮していました。
濃厚なラブシーンとかをためらいなく出来る感じがいいですね、
そういうシーンをやっても引かれない独特なオーラを持っていると思います。
なかなか過激でした。
斎藤工もミステリアス過ぎる男を演じていて。
しっかりしているようで一番しっかりしていないような。
哲学的な苦悩を抱えてる感じが良く伝わりました。
池松壮亮同様なかなかの体当たり過激演技でした。
裸が多いので女性ファンは喜ぶかも知れませんね。
遠藤新菜は結構インパクトあるルックスと体当たりな演技で結構好印象でした。
今後需要があると思いますね。
4人の登場人物はどれもこの時代らしいキャラで良かったです。
タバコをスパスパ吸ってるのも時代らしくて良かったです。
やはりこの時代に青春を過ごす様な世代で生まれたかったなぁ、という妙な嫉妬感を抱きました。
そんなわけで6点です。
を観ました。
1969年、反戦運動や全共闘運動が起きていた激動の時代。高校3年生の野間響子は、親友と制服廃止闘争委員会を結成し、
革命を訴えシュプレヒコールをあげる日々をおくりながらも、実はベトナムにも安保にも沖縄にも強い想いがあるわけではなく、学園闘争を真似しているだけの自分に嫌気がさしていた。
そんなある日、響子は、親友に連れられて入ったバロック喫茶「無伴奏」で、フランクだがどこか捉えどころのない大学生・渉と、渉の親友・祐之介、祐之介の恋人・エマの3人に出会う。
「無伴奏」で会って話をするうちに、いつしか響子は渉に惹かれていく。
初めてのキス、初めてのセックス。
“革命”以上に刺激的な恋の魔力に響子が囚われていたある日、思いもよらない衝撃的な事件が起こる――。
矢崎仁司監督作品です。
毎作かなり高評価してきた監督です。
なかなか好みのテイストな気がしたのでかなり気になってました。
しかも好みの役者陣が出ているので。
1969年ってかなり好きな、惹かれる時代設定なのですよね。
今までもこの時代を描いた映画を沢山観てきましたが、どれも記憶に残っています。
人類史でもかなり独特なエネルギーに満ちていた不思議な時代に思います。
自分はもちろん生まれていない時代ですが、もしこの時代を生きていたら、と思わずにはいられません。
きっと学生運動の中心あたりに居たかもしれません。
悶々と世の中を変えようとしていたかも知れません。
今作はそんな時代の中心に居るわけでも無く、ちょっとその周辺に居る様な人物たちが登場人物でした。
それでも妙に文学じみていたり、哲学的思想に支配されていたり、
詩人のような世界観でコミュニケーションしてるのはらしくて良かったです。
ああ、69だなぁと思いました。
クラシック音楽を聴くだけのバロック喫茶が舞台ってのも良かったです。
成海璃子は昔はかなり好きだったのですが、すっかり本格派女優な歩みになってきて。
すっかりセクシーな体当たり演技もするようになってきました。
かなり豊満な胸なのでなかなかいいエロティックを醸しだしていたと思います。
ただ、セミヌード的な撮られ方で、遠藤新菜が大胆に脱ぎまくっていたのを考えると少々不自然でもありましたが。
言葉遣いが一昔前の女性の口調で、確かにこの時代の女性はこんな口調だったと。
現代では女性口調がほぼ無くなってきているので、そういうのを見ても時代は変わったなぁと思いました。
昭和の女の子の雰囲気が見た目からも良く出ていて見事な演技だったと思います。
相変わらず声質も天性な感じでいいです。
池松壮亮はかなり好きな俳優でかなりの演技派と思ってます。
今作でもらしさはふんだんに発揮していました。
濃厚なラブシーンとかをためらいなく出来る感じがいいですね、
そういうシーンをやっても引かれない独特なオーラを持っていると思います。
なかなか過激でした。
斎藤工もミステリアス過ぎる男を演じていて。
しっかりしているようで一番しっかりしていないような。
哲学的な苦悩を抱えてる感じが良く伝わりました。
池松壮亮同様なかなかの体当たり過激演技でした。
裸が多いので女性ファンは喜ぶかも知れませんね。
遠藤新菜は結構インパクトあるルックスと体当たりな演技で結構好印象でした。
今後需要があると思いますね。
4人の登場人物はどれもこの時代らしいキャラで良かったです。
タバコをスパスパ吸ってるのも時代らしくて良かったです。
やはりこの時代に青春を過ごす様な世代で生まれたかったなぁ、という妙な嫉妬感を抱きました。
そんなわけで6点です。