メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

恋のロンドン狂騒曲

2012年12月17日 | 映画
恋のロンドン狂騒曲 を鑑賞。


ある夜突然、死の恐怖に襲われたアルフィ(アンソニー・ホプキンス)は、それ以来若返りの特訓に励み、挙げ句の果てには妻を捨て、金髪のコールガールを恋人にする始末。
一方長年連れ添った夫に去られ、茫然自失のヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)は、占い師のインチキ予言だけが心の拠り所に。
そんな折、アルフィ&ヘレナの娘サリー(ナオミ・ワッツ)と、一発屋作家ロイ(ジョシュ・ブローリン)との夫婦関係にも危機が勃発。
サリーは勤務先のギャラリー・オーナーのグレッグ(アントニオ・バンデラス)に胸ときめかせ、ロイは自宅の窓越しに見かけた赤い服の美女・ディア(フリーダ・ピント)の虜になっていく・・・。
そんな懲りない大人たちの恋の群像劇。


ってお話。

僕の大好きウディ・アレン映画です。
かなり楽しみにしてた映画です。

なんというか、年々ウディ・アレン映画の絶妙な感じがおしゃれに感じて仕方ないのです。
今年はミッドナイト・イン・パリに続いて2作目で、僕の大好きな街をほどよく舞台にしてくれて最高です。

ナオミ・ワッツもちゃんとウディ・アレン映画に染まっててよかったです。
べっぴんさんです。

ジョシュ・ブローリン、アントニオ・バンデラス、アンソニー・ホプキンスなどの僕好みの俳優さんたちもちゃんとウディ・アレンしてました。
特に上記3人なんて全く反対方面の俳優さんのようなのにそれでもみんなウディ・アレンの虜になりウディ・アレン映画への出演を望んでいるようですね。

ウディ・アレンって日本で言うなら作風は全く違いますが北野武のようですね。

とにかくいい大人たちがみんな恋をしている。
恋無くして人は生きれないという人間の真髄のようなことを、さらっとラブコメで描いています。
恋が世界を回しているのだ、と強烈なメッセージを勝手に感じてしまうような映画です。

そしてみんな痛い目をみるのだけど、それでも恋はするのですね。
爺さんと婆さんですら取り込んでいる時点でウディ・アレンの世界の幅も凄いところまで来てますね。


そんなわけで7点です。


コレ散々「ミッドナイト・イン・パリ」の次の作品みたいに日本で宣伝してましたが、世界的にはこっちの作品の方が先に公開されてるんですよね。

ミッドナイト・イン・パリがヒットしたからって急遽一昨年の映画を上映しやがって!
ウディ・アレン映画は根強いファンが居るのだから問答無用で上映しなさい!と思えて仕方ないです。

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