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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ヴェノム

2018年11月05日 | 映画
ヴェノム
を観ました。


敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。
それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。
この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。
「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。
ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。
エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。


ルーベン・フライシャー監督です。

またマーベルの新たなヒーローの登場って感じですね。
なかなかダークな世界観と設定でした。
不自然と客入りはなかなかです、日本人ってマーベルコミック映画がそんなに好きなのでしょうか?

元々なぜそういうことに?って前日譚は無く、
あくどい企業が宇宙の生命体を持ち帰り、案の定逃げられるところからスタート。

宇宙人では無く宇宙の生命体って感じでスライム的な生き物、色んな宿主に取り憑いて操るシステム。
宿主との相性があって相性が悪いとどっちも死んでしまうが相性が良いとスーパーマン的なものになるって感じでした。
悪人たちがホームレスを使って極秘に人体実験を繰り返していたことを暴こうとする主人公の記者、
その記者が案の定相性バッチリでその宇宙生命体とコンビ的に暗躍します。

なかなか怖いヒーローで言ってしまえばバケモノで。
人の頭を食べたりします。
なんか、寄生獣に似てるな・・・と思ってしまいました。
わかりやすくちゃんと明確な弱点がありそれが意外と早めにバレます。

特に隠れることもなく堂々と街中で暴れまわります。
そういう社会的な混乱への対処等の描写は一切省いている感じでそれはそれで良いと思いました。

取り付くシンピオートにそもそも大きなスペック差があって。
敵に取り憑いたのが最強で自分に取り憑いたのが普通という盛り上げ要素はあります。
主人公にとりついた生命体だけが何故か物わかり良くて本来脳まで乗っ取るのにシンクロして正義に目覚めるのですが。
その段階の描写は無く急にいいものになってしまいます。
不自然には思いましたが娯楽重視するならそういう説明描写で萎えるよりは秀逸だと思いました。
この辺も寄生獣に似てるな・・・って思ってしまいました。

あっさり殺されてしまう人が多々いる中、主要メンバーには猶予が与えられるのはお約束のエンターテイメントですね。
なぜ殺さないの?って気分にはなりますが。

クライマックスは雑だけど急な地球の危機で結構あっさり解決です。
コレくらいのボリューム感、テンポ感が良いですね。

主演はトム・ハーディで制作にも関わってるようでした。
なので結構自由に演じている印象がありかなりいい仕上がりでした。
この辺はデッドプールのライアン・レイノルズと近い印象でした。
ハリウッド映画は主演が制作に関わって存在感強めるのは結構ありですね。
あいかわらず小さい印象があるのでそこがちょっと気になりました。

恋人役がミシェル・ウィリアムズでした。
ハイセンス映画専門って印象があるのでこの手の映画に出てきてびっくりしました。
でも美人さは流石でスカートルックが妙にそそられました。
こういう作品でもちゃんと素晴らしい演技してました。

悪役をリズ・アーメッドが演じていましたが最近結構見かける印象ですね。

気軽に楽しめるダークヒーロー映画でした。

マーベル映画なのでエンドロール後にアニメがありました。
最初に注意書きがあるにも関わらず帰ってしまう人が結構居ます。

おそらくエンドロール途中に入るエピローグがそれと思ってしまうのでしょう。


そんなわけで7点。

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