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パパが遺した物語

2015年10月06日 | 映画
パパが遺した物語 を観た。

1989年、ニューヨーク。
小説家のジェイク・デイヴィス(ラッセル・クロウ)は、妻と7歳の一人娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)との3人で、幸せな毎日を送っていた。
しかし、ジェイクが起こした交通事故で妻が死亡。ジェイクも長期入院することになり、ケイティは妻の姉のエリザベス(ダイアン・クルーガー)に預けられる。
7カ月後、退院したジェイクは真っ先に娘の元へと駆けつける。
「もう離れない?」と不安げに聞くケイティに、これからは「ずっと一緒だ」と答えるジェイク。しかし事故の後遺症の発作を隠しつつ仕上げた新作小説は、評論家から酷評されてしまう。
そして追い打ちをかけるかのように、エリザベスと夫ウイリアム(ブルース・グリーンウッド)が、ケイティの養育権を巡る訴訟を起こす。
必死で娘との生活を守ろうとするジェイクだが、病状も生活も苦しくなっていくばかり。
ギリギリまで追い詰められていく中、彼は新しい小説の執筆を始める。
それは彼と娘のケイティについての物語だった――。
──25年後、大学院で心理学を学ぶケイティ(アマンダ・セイフライド)は、過去のトラウマから人を愛することができなくなっていた。
自暴自棄な日々を過ごし、人と深い関係を築くことを避けてきた彼女は、ある日、父の小説の大ファンだという青年キャメロン(アーロン・ポール)と出会い、恋に落ちる。
ケイティは過去と向き合い、新しい人生に踏み出そうとするが・・・。
次第に明かされていくあまりに純粋な父と娘の愛の物語。
そしてケイティに遺された、父の最後の小説とは――。

って話。


悲しい映画を撮る印象のあるガブリエレ・ムッチーノ監督作品です。
父子家庭の感動モノです。

今回もなかなか泣かされる酷く切ない映画でした。

小説家の父と二人で過ごした幼少期シーンと大人になって苦悩する現代のシーンとが同時的に描かれる手法です。
大人になったケイティは両親を亡くした心の傷によって人を愛せず、
セックス依存症の様になって色んな男を誘ってしまい罪悪感に苛まれる。

とにかく父子家庭のシーンがほっこりで切なくてたまらないです。
この映画の最大の見所かと思います。

すっかり太ったラッセル・クロウがいい感じですね。
グラディエーターの影もなし。
優しくて貧乏で欠陥人間だけど娘への愛が凄くて。
ぴったりなキャスティングだったと思います。

昔はあまり好きじゃなかったアマンダ・セイフライドもすっかりかなり好きになってきています。
どんどん大人の女性の魅力に満ち溢れてきて、こんな女性を恋人にしたいですね。
おもいっきり欧米人の顔ですね。

なにより子役のカイリー・ロジャーズが凄い!!
ちょー可愛いです!!
もう、ちょー可愛いです!!!
演技凄いし所作の全てが恐ろしくキュートで可愛くて。
観てるだけで僕の父性が刺激されて何故か涙が出てしまいました。
いやぁ、この子ビッグになって欲しいですね!
この子の可愛さを観るためにこの映画を観てもいいくらいの価値はあると思います。
ポスト、ダコタ・ファニングな感じで。

父への愛が強すぎて大人になっても立ち直れていない女性。
終始切ない空気に満ちてるけど、優しさもあって。
なんか上質でいい映画で僕は好きですね、コレ。


そんなわけで8点です。


こんな風に自分の子供に愛されたいと猛烈に思って辛くなりました。

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