いいとも！終了

仕事しながらワンセグでいいとも！の最終回を観ていた。

長い歴史が終わったなぁと感慨深くなる。

僕が５歳くらいの時に始まった番組なので自分の物心ついてからのお昼はずっといいとも！だった。
中学生くらいになってからダウンタウンにハマるとタモリってつまらない、なんて思うこともあったけど、
今思えばタモさんは非常に大人向けのコメディアンであって年々その深い味わいを理解出来るようになった。

極度にシャイな人間性が良く伝わる人である。
あんなにシャイなのに人前で仕事をしている。
将来こうなりたい、と思えるような人である。

いいとも！の時間にテレビを観れることなんてめったに無かったけど、
そんな中でもいつでもいいとも！はやっていた。
たまの休みにいいとも！を観れるのはなんとも言えない幸せな事だった。

そんな風に当たり前のように生活の中にあったもの。
それが無くなる。

昭和には伝説的なお笑い番組が幾つもあって、
それらが次々と歴史になっていってしまい、
伝説の番組的に回想番組の中でしか観られなくなった。

いいとも！も遂にそっち側になってしまった。

病的にお笑い大好きとして育った自分には
夜の最終回での豪華過ぎる共演を観てしまい、
もうこの先は無いな、と何か大きな終わりを感じてしまい切なくなった。

いつかダウンタウンもとんねるずの番組も居なくなってしまうのであろう。
青春そのものであった第三世代のお笑い達の終わり。
そうしたら本当に終わりだろうな、
ととにかく寂しい気持ちになってしまう出来事であった。