江ノ島プリズム

江ノ島プリズム　を観た。


病弱な朔を見守るちょっと天然な修太(福士蒼汰)、生意気だけど憎めない朔(野村周平)、 そんな凸凹コンビに寄り添う活発なミチル(本田翼)の三人は、小学生の時からの大親友。 秘密もなく、何をするにも一緒にいるのが当たり前だった。
高校2年生の冬、幼馴染への恋と友情の入り混じった曖昧な関係のなかイギリス留学が決まったミチルは、 二人への本当の気持ちを打ち明けられないまま、黙って旅立ちの日を迎えていた。出発当日、想いの綴られた 手紙を受け取った朔は急いで駅に駆け出すもそのまま帰らぬ人となり、一人残された修太は朔の死に負い目を感じ、 その日から時が止まったかのように二年が過ぎた…。
そして迎えた朔の三回忌、修太はふとしたキッカケで朔の死ぬ前日の“あの日”に戻ることになる。 「きっと全て元通りにしてみせる」。朔の命、ミチルの想い、三人の失われた時を取り戻すため江ノ島の“今”と“あの日”を行き来する修太。 そんな過去を変えようとする修太に思いも寄らぬ危機が忍び寄る。
徐々に変わりつつある“あの日”、そしてミチルの手紙の本当の意味。
修太が最後に選んだ決断とは・・・。


って話。


今旬な感じの若手が出演しているので、僕の好きな本田翼さんが出ているので観てみました。
そして脇役で僕の好きな未来穂香も出てました。

そして僕の大好きな地元近くの江ノ島が舞台なので観てみました。
数年前まで江ノ島を舞台にした映画や漫画などが結構あったのですが最近減ってきたので久々な気持ちでした。
江ノ島付近の風景はやっぱりノスタルジックで好きなのですよね。

多分小さな企画で始まった感じの映画だと思います。
しかしその後の福士蒼汰、本田翼のブレイクっぷりでちょっとラッキーな感じがする映画です。

かなり時をかける少女的な物語です。
同じ場面に繰り返し戻り、悲しい出来事が起きないように頑張る男の子の物語。
ベタですけどそんなに嫌いじゃないんですよね、この手の話は。

ただし僕のあまり好まないアホ向けな演出です。
不自然な独り言を言ってでも状況説明がされます。
説明、説明なセリフだらけです。
こういうのは馬鹿にされてるようであまり好きではありません。

そして昭和なテイストの古いベタな演出だらけ。
好きなのを好きって言わないで憎まれ口言うパターンのやつね。

福士蒼汰は存在感バッチリでイケメンなので暫くは仕事が増えるでしょう。
ただしもう少し味のある演技を身につけないと生き残れるかは微妙ですね。

野村周平は結構役者オーラがあって演技もそこそこなのでいいですね。
イマイチインパクトに欠けますが今後に期待したいですね。

本田翼はショムニ的なキャラでしたが、演技は下手くそでしたが可愛いので許します。

未来穂香は演技が上手なので、今後もどんどん仕事は増えるでしょう。

映画の作り方ってテキストを観ながら演劇部の学生さんたちが作った映画なのかな？
ってレベルの映画でした。


そんなわけで４点です。


僕の好きな美男美女モノだし、江ノ島モノだし、タイムトラベルモノだし。
こんなライトな映画はたまに観たくなります。