色即ぜねれいしょん を観た。
アイデン＆ティティのみうらじゅん、田口トモロヲによる映画です。
みうらじゅん、の自伝的小説を田口トモロヲが監督してます。
また音楽をテーマにした青春映画です。
（お話）
舞台は1974年。
仏教高校に通う乾純（渡辺大知）は優秀にもヤンキーにもなれず悶々とした日々を送っている。
中学生時代の同級生足立恭子（石橋杏奈）に片思いしている。
ボブ・ディランが好きで人知れず部屋でギターを引いてオリジナルソングを歌っている。
思いっきり思春期で性にも関心がある。
おかん（堀ちえみ）は美人でやさしい、おとん（リリー・フランキー）もやさしく理解がある。
両親が家庭教師を雇ったといい、期待するが現れたのはヒッピー風の男（岸田繁）。
ロックに精通していてまじめに勉強を教えず、ロックカフェにつれてったりする。
夏休み、乾は友人の伊部（森田直幸）と池山（古川雄弥）と三人で青春しようと旅に出る。
フリーセックスの島に行きオリーブ（臼田あさ美）というセクシーでオープンな女性に出会う。
３日間滞在するユースホテルはボロボロだが、そこを仕切るヒゲゴジラ（峯田和伸）の事が乾はすぐに好きになる。
（評価）
弾ける青春ムービーって感じでした。
とても気持ちのいい、いー！！って走り出したくなるような熱い衝動を秘めた映画でした。
自分の高校生時代がオーバーラップしました。
僕は永遠の思春期の中にいるので超共感してしまいます。
何においても主演の黒猫チェルシーの渡辺大知が非常に素晴らしい演技、というか天性のキャラを持っています。
初演技ですけど、生まれ持ったキャラをフルに活かしていました。
もじもじしたキャラから一人で学園祭の舞台に立つ決意をする。
そしてライブパフォーマンスはとても魅力的でした。
甲本ヒロトを彷彿させるものがありました。
くるりの岸田繁、銀杏ボーイズの峯田和伸はともにとてもいい感じでした。
音楽をやってる人間の言葉だからか、熱く伝わるものがありました。
ヒッピーが通信空手をやってる乾の通信空手の賞状を観て
「凄いね、何にもしてない人より弱そう」って言う台詞にハマりました。
とにかくモテない男の思春期の悶々とかがよく出ていました。
ラブレターを何度もためらいながら出して、ポストを抱きしめる様や、ベッドでバタバタしてる感じなんて最高です。
臼田あさ美のエロさも調度いい感じで良かったと思います。
自分もかなり過激なヤンキー地域で育ったのですが、ヤンキーの感じなんかはリアルでした。
高校のライブのグダグダな感じもリアルでした。
そんなわけで７点。
青春映画は大好きなんです。
ロックしたくなりました。
僕は最近６０年代や７０年代にハマっています。
その頃を描いてるものに何故かジーンとします。
（ネタバレ）
キャンプファイヤーをかこってみんなで自己紹介などをして盛り上がる。
乾はフリーセックスを求めて来たと宣言してみんなに笑われる。
乾はオリーブに私の歌を作ってとお願いされ、この滞在中に作ると約束する。
ヒゲゴジラの歌をみんなで歌う。
乾達は何とかセックスをしたいと頑張り、規則を破って女子専用の建物に乗り込むがヒゲゴジラ達に見つかり追い出されそうになるがヒゲゴジラに守ってもらう。
そしてヒゲゴジラと４人で飲む。
ヒゲゴジラのいつか色んな旅人が気軽に訪れられるホテルを作りたい。
ここはさよならの現場だという。
翌朝早起きしてヒゲゴジラに会うと急にオリーブが帰ると言うので朝一のフェリーに送っていったと言う。
乾は考える間もなく突き動かされるように走り出し出航するフェリーのオリーブに向かって叫ぶ。
オリーブは何かを海に投げ、泳げない乾だったが海に飛び込みその紙を拾う。
そこにはオリーブの電話番号が書いてあり、乾は全身で喜びを表す。
そのことは仲間の二人に黙っていた。
ヒゲゴジラにさよならの現場だったろ？と言われる。
最終日出航する乾達にヒゲゴジラは「サヨナラだけの人生じゃつまんねーぞ！また会おう！」と叫び感情のあまり海に飛び込む。
乾達３人はそんなヒゲゴジラの姿に泣きじゃくる。
夏休みが終わると、伊部はすっかりヤンキーになってしまい、ヤンキー仲間とつるむようになり乾とはつるまなくなる。
池山は家の経済状況が原因で定時制に変えると言う。
乾だけが変わらずみんな変わってしまった。
せまる学園祭。
授業で先生に色即是空の説明を受けるが、結局先生も分からないと言う。
そんな中乾は学園祭でステージに立つと宣言する。
ヤンキー達に避難を受けるが地域でも有名な番長の須藤が何故かフォローする。
そのかわり俺たちのバンドと勝負しろ、と言われる。
ライブ当日偶然足立と会いライブに見に来てもらう約束をする。
乾はめちゃくちゃ嬉しい。
そしてライブが始まり、一番手の須藤のグループがキャロルの歌を歌い、ヤンキー達を中心にめっちゃ盛り上がる。
そのパフォーマンスに次の出番の乾は圧倒されてしまい萎縮してしまう。
そんな中ギターからこぼれた島の砂を見て、予定を変更する決意をする。
本来はバラード的なものを歌う予定だったが、激しめの曲をやることにする。
須藤達の後なので誰も見向きしないが、乾のエロティシズムブルースと言う曲の熱唱に会場がざわつき徐々に盛り上がる。
そして最終的には会場全体で盛り上がり大成功。
帰り道須藤達グループに捕まり喫茶店で須藤の前の席に座らせられる。
須藤は素直に負けを認め乾にボブ・ディランについて教わる。
乾は須藤のパフォーマンスはカッコ悪かったけどそれがロックでそれがカッコいいことだと思ったと言う。
二人は来年は一緒にバンドをやろうと約束する。
学校始まって以来始めて文科系とヤンキーが合体した。
しかし足立恭子はライブにこられなかったと言う。
めっちゃ成功したのに残念がる乾だがいつでも会えるじゃない、と言われ乾は興奮する。
それなら明日デートしようとデートの約束をしてめっちゃ喜ぶ。
しかし帰ると病気のおじさんが亡くなったから明日は葬式と言われ、再び足立恭子に電話すると暫く忙しいから来年の学園祭でまた会おうと言われてしまいがっくり。
青春は上手くいかないことばかり。
アイデン＆ティティのみうらじゅん、田口トモロヲによる映画です。
みうらじゅん、の自伝的小説を田口トモロヲが監督してます。
また音楽をテーマにした青春映画です。
（お話）
舞台は1974年。
仏教高校に通う乾純（渡辺大知）は優秀にもヤンキーにもなれず悶々とした日々を送っている。
中学生時代の同級生足立恭子（石橋杏奈）に片思いしている。
ボブ・ディランが好きで人知れず部屋でギターを引いてオリジナルソングを歌っている。
思いっきり思春期で性にも関心がある。
おかん（堀ちえみ）は美人でやさしい、おとん（リリー・フランキー）もやさしく理解がある。
両親が家庭教師を雇ったといい、期待するが現れたのはヒッピー風の男（岸田繁）。
ロックに精通していてまじめに勉強を教えず、ロックカフェにつれてったりする。
夏休み、乾は友人の伊部（森田直幸）と池山（古川雄弥）と三人で青春しようと旅に出る。
フリーセックスの島に行きオリーブ（臼田あさ美）というセクシーでオープンな女性に出会う。
３日間滞在するユースホテルはボロボロだが、そこを仕切るヒゲゴジラ（峯田和伸）の事が乾はすぐに好きになる。
（評価）
弾ける青春ムービーって感じでした。
とても気持ちのいい、いー！！って走り出したくなるような熱い衝動を秘めた映画でした。
自分の高校生時代がオーバーラップしました。
僕は永遠の思春期の中にいるので超共感してしまいます。
何においても主演の黒猫チェルシーの渡辺大知が非常に素晴らしい演技、というか天性のキャラを持っています。
初演技ですけど、生まれ持ったキャラをフルに活かしていました。
もじもじしたキャラから一人で学園祭の舞台に立つ決意をする。
そしてライブパフォーマンスはとても魅力的でした。
甲本ヒロトを彷彿させるものがありました。
くるりの岸田繁、銀杏ボーイズの峯田和伸はともにとてもいい感じでした。
音楽をやってる人間の言葉だからか、熱く伝わるものがありました。
ヒッピーが通信空手をやってる乾の通信空手の賞状を観て
「凄いね、何にもしてない人より弱そう」って言う台詞にハマりました。
とにかくモテない男の思春期の悶々とかがよく出ていました。
ラブレターを何度もためらいながら出して、ポストを抱きしめる様や、ベッドでバタバタしてる感じなんて最高です。
臼田あさ美のエロさも調度いい感じで良かったと思います。
自分もかなり過激なヤンキー地域で育ったのですが、ヤンキーの感じなんかはリアルでした。
高校のライブのグダグダな感じもリアルでした。
そんなわけで７点。
青春映画は大好きなんです。
ロックしたくなりました。
僕は最近６０年代や７０年代にハマっています。
その頃を描いてるものに何故かジーンとします。
（ネタバレ）
キャンプファイヤーをかこってみんなで自己紹介などをして盛り上がる。
乾はフリーセックスを求めて来たと宣言してみんなに笑われる。
乾はオリーブに私の歌を作ってとお願いされ、この滞在中に作ると約束する。
ヒゲゴジラの歌をみんなで歌う。
乾達は何とかセックスをしたいと頑張り、規則を破って女子専用の建物に乗り込むがヒゲゴジラ達に見つかり追い出されそうになるがヒゲゴジラに守ってもらう。
そしてヒゲゴジラと４人で飲む。
ヒゲゴジラのいつか色んな旅人が気軽に訪れられるホテルを作りたい。
ここはさよならの現場だという。
翌朝早起きしてヒゲゴジラに会うと急にオリーブが帰ると言うので朝一のフェリーに送っていったと言う。
乾は考える間もなく突き動かされるように走り出し出航するフェリーのオリーブに向かって叫ぶ。
オリーブは何かを海に投げ、泳げない乾だったが海に飛び込みその紙を拾う。
そこにはオリーブの電話番号が書いてあり、乾は全身で喜びを表す。
そのことは仲間の二人に黙っていた。
ヒゲゴジラにさよならの現場だったろ？と言われる。
最終日出航する乾達にヒゲゴジラは「サヨナラだけの人生じゃつまんねーぞ！また会おう！」と叫び感情のあまり海に飛び込む。
乾達３人はそんなヒゲゴジラの姿に泣きじゃくる。
夏休みが終わると、伊部はすっかりヤンキーになってしまい、ヤンキー仲間とつるむようになり乾とはつるまなくなる。
池山は家の経済状況が原因で定時制に変えると言う。
乾だけが変わらずみんな変わってしまった。
せまる学園祭。
授業で先生に色即是空の説明を受けるが、結局先生も分からないと言う。
そんな中乾は学園祭でステージに立つと宣言する。
ヤンキー達に避難を受けるが地域でも有名な番長の須藤が何故かフォローする。
そのかわり俺たちのバンドと勝負しろ、と言われる。
ライブ当日偶然足立と会いライブに見に来てもらう約束をする。
乾はめちゃくちゃ嬉しい。
そしてライブが始まり、一番手の須藤のグループがキャロルの歌を歌い、ヤンキー達を中心にめっちゃ盛り上がる。
そのパフォーマンスに次の出番の乾は圧倒されてしまい萎縮してしまう。
そんな中ギターからこぼれた島の砂を見て、予定を変更する決意をする。
本来はバラード的なものを歌う予定だったが、激しめの曲をやることにする。
須藤達の後なので誰も見向きしないが、乾のエロティシズムブルースと言う曲の熱唱に会場がざわつき徐々に盛り上がる。
そして最終的には会場全体で盛り上がり大成功。
帰り道須藤達グループに捕まり喫茶店で須藤の前の席に座らせられる。
須藤は素直に負けを認め乾にボブ・ディランについて教わる。
乾は須藤のパフォーマンスはカッコ悪かったけどそれがロックでそれがカッコいいことだと思ったと言う。
二人は来年は一緒にバンドをやろうと約束する。
学校始まって以来始めて文科系とヤンキーが合体した。
しかし足立恭子はライブにこられなかったと言う。
めっちゃ成功したのに残念がる乾だがいつでも会えるじゃない、と言われ乾は興奮する。
それなら明日デートしようとデートの約束をしてめっちゃ喜ぶ。
しかし帰ると病気のおじさんが亡くなったから明日は葬式と言われ、再び足立恭子に電話すると暫く忙しいから来年の学園祭でまた会おうと言われてしまいがっくり。
青春は上手くいかないことばかり。
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