メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ジュマンジ/ネクスト・レベル

2019年12月17日 | 映画
ジュマンジ/ネクスト・レベル
を観ました。


ジュマンジ〜〜〜〜〜〜!!!!!!と叫んで、ジャガー像に宝石をブチ込み、ゲームクリアしたのが2年前。
当時高校生だったスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーもそれぞれの路を進み、今は大学生。
しかし、あの時の興奮が忘れられず、粉々に破壊したハズのジュマンジをこっそり修理し始めるスペンサー。
その瞬間、またしてもゲームの中に吸い込まれてしまった。
スペンサーを救出する為に、再びジュマンジにログインする3人。
しかし、壊れたゲームの世界はバグっており、何故かスペンサーのお祖父ちゃん達もジュマンジの中に!?!?
そこはジャングルのみならず、砂漠、氷山など新たなステージが追加され難易度もレベルアップ!
完全に無理ゲーと化したジュマンジ。しかし、使えるライフは3回――。
ゲームクリアしか生きて現実世界に帰る手段はない!!!!!!
“全クリ マストです!”


ジェイク・カスダン監督です。

前作は予想外に相当高評価しましたが、その期待値を胸に見に行きました。
前作はフリなしの突然のリブート作品でめちゃくちゃ不意打ちを食らった衝撃がありました。
ゲームのクリアの仕方も非常に見事でしたが。
そしてわずか1本の作品の中での長い時間の流れの作り方とそれによる感動が印象的でした。

今作はそれを踏まえての2作目でちゃんとパワーアップはしていましたが、前作ほどのインパクトは無かったですかね。

新たなキャストと時間差でのゲーム参加という相変わらず見事なつかみで冒頭から全然退屈させずに引き込むアトラクション感は相変わらずです。

子どもたちに加えて老いぼれたおじいちゃんコンビも混ざってその分キャラクターが増えたり。
ゲーム中でキャラクターチェンジが行われたり。
見ごたえはちゃんとアップしていたと思うのですが。

あくまで前作と比べるとコメディ要素が弱くなってクリアの巧妙さに欠けて力技でのクリアって感じでした。
そしておじいちゃんたちが何度忠告しても聞かないでミスをするという。
そのドジがドジをして物語を転がすタイプの映画になっていたのはちょっとストレスでした。

キャラクターが増えた分組み合わせやら同時進行的な見せ方が増えたのは良かったですね。
そして今作から参加のおじいちゃんたちがドラマチックに感動を作っていました。
おじいちゃんたちならではの展開はここに活かされていてそこはしっかりしていると思いました。

メインのキャスティングがほぼ引き継がれているのはシリーズ作品としてはとても良いことですね。
この規模の映画だとキャストが変わってそれ故のストーリー変更や設定変更があったりするのも多いですが。

主人公はアレックス・ウルフでした。
へレディタリーのトラウマで見るだけで怖いです。

モーガン・ターナーは独特の雰囲気です。

マディソン・アイスマンは可愛くていいです。

ゲームキャラクターを演じたドウェイン・ジョンソンは相変わらずの存在感です。
キメ顔ボケが非常にハマっていました。

ゲームキャラクターを演じたジャック・ブラックは今作では毎度かなり素晴らしいですね。
近年、非常に多くの作品でいぶし銀の活躍をしていて印象深いです。
中に入る操作者によってキャラクターが変わる難しい演技ですが素晴らしいコメディ演技力です。

主人公のおじいちゃんをダニー・デヴィートが演じていました。
自分世代だとツインズを筆頭に80年代、90年代に活躍したイメージが非常に強いのでとても親近感があります。
すっかりおじいちゃんになりましたが演じるキャラクターの特性が変わらないのが凄いですね。
性格悪くて小狡い感じは見事健在でした。

前作ほどの衝撃的な面白さはなかったですが、非常に素晴らしい娯楽作品だと思います。
全然今後も続けられるライトな娯楽シリーズになると思います。
10くらいまでやれると思います。


そんなわけで7点。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。