キトキト!を観た。
石田卓也主演の若者の夢や野望や迷いを描いた家族の物語です。
鎌倉、奈良と並ぶ三大大仏がある富山県の高岡で生まれ育った斉藤優介(石田卓也)。
父は無く子供の為ならなんでもする母智子(大竹しのぶ)は近所ではスーパー智子ちゃんと呼ばれる肝っ玉お母さん。
亡き夫方の父を世話している。
優介の姉の美咲(平山あや)はそんな母と衝突し、グレて3年前に男と東京へ駆け落ちしてしまい音信不通。
智子はバイト先で出会った佐川(光石研)の出資でスナックを始める。
智子と佐川は結婚を考えている。
優介は高校も辞め、暴走族をやったり肉体労働したりしするが母といたら人生が駄目になると母から逃げるため東京に出る決意をする。
そして親友の眞人(尾上寛之)をつれ町を出る。見送りの智子はひそかに泣いていた。
田舎モノ丸出しの優介と眞人は東京に圧倒される。
なにも当てが無くとりあえずホストを始める。
そして藍(伊藤歩)と出会い藍は優介の最初の客になり、恋人的存在となる。
智子は佐川とパソコン教室に通ったりして親交を深め結婚を決意する。
(ネタバレ)
優介は律儀にも母に仕送りを送る。
また優介の店のホストにはまっていた美咲と偶然再会する。
しかし美咲は母と連絡を取ろうとしない。
そして母は様子を観にアポ無しで優介の元へ来る。
ホストをしていると聞いて最初は激怒するが、息子の仕事ぶりを観に着飾って客としてやってくる。
そこで美咲とも涙の再会。
そして二人の子供に再婚の意思を伝える。
優介と眞人はホストのぎすぎすした世界にはまっていく。
眞人はホスト界のタブーを犯し、優介は眞人をかばい喧嘩する。
そんな中智子が倒れたと美咲がやってくる。
急いで富山に帰ると智子は見る影も無く弱っていた。
数年ぶりに兄弟で祖父と実家で眠るがなかなか眠れない。
かあちゃんが寂しいんじゃないかと病院へ向かう二人。
すると智子はもう亡くなっていた。
泣き崩れる美咲。
不死身と思っていた母だけに二人の悲しみは計り知れなかった。
智子が一番愛していたと優介は最後に火葬場の焼却のボタンを涙ながらに押す。
数年後、優介は藍と結婚していて息子が居て富山で小さい会社を作っていた。
美咲は母の店を継いでいる。
優介が母のパソコンを仕事に使おうと探し出して起動してみるとそこには母からの手紙が入っていた。
二人の子供達への愛情がつづられていた。
(評価)
これモノは確実に感動するでしょう、そりゃ。って映画でした。
とっても日本映画らしい、いい作品だと思います。
大抵の人間はマザコンなので、母の愛情や母の死を見せられたら泣いてしまいますよ。
大竹しのぶの演技が問答無用で素晴らしく、パーフェクトに肝っ玉母さんを演じています。
方言もあたたかくて何か良かったです。
石田君も最近良く観ますが、ハンサムで演技も自然でいい役者さんです。
伊藤歩さんは大好きなので観れて嬉しかったです。
こじんまりとした小さなテーマの映画ですが、全体的にいい演出で役者さん達の演技も良くとても感動しました。
そんなわけで7点。
不思議と心に残ってしまう作品でした。
石田卓也主演の若者の夢や野望や迷いを描いた家族の物語です。
鎌倉、奈良と並ぶ三大大仏がある富山県の高岡で生まれ育った斉藤優介(石田卓也)。
父は無く子供の為ならなんでもする母智子(大竹しのぶ)は近所ではスーパー智子ちゃんと呼ばれる肝っ玉お母さん。
亡き夫方の父を世話している。
優介の姉の美咲(平山あや)はそんな母と衝突し、グレて3年前に男と東京へ駆け落ちしてしまい音信不通。
智子はバイト先で出会った佐川(光石研)の出資でスナックを始める。
智子と佐川は結婚を考えている。
優介は高校も辞め、暴走族をやったり肉体労働したりしするが母といたら人生が駄目になると母から逃げるため東京に出る決意をする。
そして親友の眞人(尾上寛之)をつれ町を出る。見送りの智子はひそかに泣いていた。
田舎モノ丸出しの優介と眞人は東京に圧倒される。
なにも当てが無くとりあえずホストを始める。
そして藍(伊藤歩)と出会い藍は優介の最初の客になり、恋人的存在となる。
智子は佐川とパソコン教室に通ったりして親交を深め結婚を決意する。
(ネタバレ)
優介は律儀にも母に仕送りを送る。
また優介の店のホストにはまっていた美咲と偶然再会する。
しかし美咲は母と連絡を取ろうとしない。
そして母は様子を観にアポ無しで優介の元へ来る。
ホストをしていると聞いて最初は激怒するが、息子の仕事ぶりを観に着飾って客としてやってくる。
そこで美咲とも涙の再会。
そして二人の子供に再婚の意思を伝える。
優介と眞人はホストのぎすぎすした世界にはまっていく。
眞人はホスト界のタブーを犯し、優介は眞人をかばい喧嘩する。
そんな中智子が倒れたと美咲がやってくる。
急いで富山に帰ると智子は見る影も無く弱っていた。
数年ぶりに兄弟で祖父と実家で眠るがなかなか眠れない。
かあちゃんが寂しいんじゃないかと病院へ向かう二人。
すると智子はもう亡くなっていた。
泣き崩れる美咲。
不死身と思っていた母だけに二人の悲しみは計り知れなかった。
智子が一番愛していたと優介は最後に火葬場の焼却のボタンを涙ながらに押す。
数年後、優介は藍と結婚していて息子が居て富山で小さい会社を作っていた。
美咲は母の店を継いでいる。
優介が母のパソコンを仕事に使おうと探し出して起動してみるとそこには母からの手紙が入っていた。
二人の子供達への愛情がつづられていた。
(評価)
これモノは確実に感動するでしょう、そりゃ。って映画でした。
とっても日本映画らしい、いい作品だと思います。
大抵の人間はマザコンなので、母の愛情や母の死を見せられたら泣いてしまいますよ。
大竹しのぶの演技が問答無用で素晴らしく、パーフェクトに肝っ玉母さんを演じています。
方言もあたたかくて何か良かったです。
石田君も最近良く観ますが、ハンサムで演技も自然でいい役者さんです。
伊藤歩さんは大好きなので観れて嬉しかったです。
こじんまりとした小さなテーマの映画ですが、全体的にいい演出で役者さん達の演技も良くとても感動しました。
そんなわけで7点。
不思議と心に残ってしまう作品でした。