メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

第五話 ギャルの生態

2006年03月28日 | LAWSON CALLING
---数年前僕はとあるコンビニエンスストアの深夜バイトをしていた。
住宅街にあるコンビニだからそれほど客は多くない。
毎日同じ客が同じものを買ってく、そんなコンビニだった。
深夜1時から朝9時までの間、店員は僕一人だけだった。
断っておくが僕は反社会的な思想を持っていた。---

当時、彼女が居なかった僕は何かと悶々としていた。

いつでも映画みたいな素敵な出会いがやってくると本気で思うほど病んでいた。

未だ見ぬ恋人との恋愛に夢中だった。

悲しきかな、そんな時の男はボーダーラインをどんどん下げる。


ある夜騒がしいギャル二人組が店にやってきた。

何やら大声で話しながら、さぞ世界の主役は自分みたいな身勝手さと、きつい香水の臭いを振りまきながら店内を闊歩する。
しかし、何ヶ月間も獲物を捕らえられないライオンの様に飢えていた僕は、そんな女どもでさえ意識せずにはいられなかった。

ぎゃーぎゃーと騒ぎながら、適当なモンを買い物カゴに入れレジへとやってきた。
そこに来てまで二匹のメスはレジに片手を付き、僕に圧迫感を与えながらべちゃくちゃと喋っていた。

すると一匹が「あ、いけないゴム切れてんだ。買わなきゃ。ちょっと待って」と僕に言ってゴムを取りに行き、また戻ってきた。
するともう一匹のメスが「へーえらいねーちゃんとゴムしてんだー」と言った。
ゴムメスは「そりゃ付けるよ、怖くなーい?」(ムカつく感じに語尾を上げて)と言い、
ゴム無しメスは「あたしなんて全然付けない。だって付けない方が気持ちよくなーい?」(ムカつく感じで語尾を上げて)と言った。
ゴムメスは「危ないよー、ちゃんと付けた方がいいよー」なんて言った。

そんな大声のやり取りを目の前数十センチで繰り広げられて、俺はどないしたらええねん!
俺は石か?え?石か?めっさ循環してんねんぞ!
てめぇがそのゴム使う場面、めっさ鮮明にイメージできんねんぞー!
と心で叫びつつも一連の作業をクールにこなした。

女達は帰っていった。

数年後にはそんな女達も、同じくらい馬鹿な男と結婚して子供を作ったりする。
そしてそんな二人から産まれてくる子供はさらに馬鹿なはず。(ダーウィンの進化論より)

この国は何処へ行ってしまうんだろうと、日本の将来を憂いだ。

下半身に不思議な火照りを感じながら・・・。

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