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X-MEN: ダーク・フェニックス

2019年06月21日 | 映画
X-MEN: ダーク・フェニックス
を観ました。


特殊能力を持つミュータントたちで結成されたX-MENは、人類と共存し平和を守っていた。
そんなある日、X-MEN最強メンバーのジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)は、NASA乗組員救出の宇宙ミッション中の事故によって謎の熱放射を浴びてしまい、心の闇に潜んでいた彼女のもう一つの人格”ダーク・フェニックス”を覚醒させてしまう。
自身の持つテレパシーやサイコキネシスのパワーが増幅し、強大なパワーを持つことになったジーンを、親代わりのプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やジーンの恋人のサイクロップス(タイ・シェリダン)らも制御できなくなってしまう。
彼女を救おうと仲間たちは手をさしのべるが、彼女の解き放ったパワーが思いがけない悲劇を引き起こす。
取り返しのつかないことでさらに孤立するジーンのパワーを利用しようと謎の女(ジェシカ・チャステイン)が近づいてくる。
地上の全生命体を滅ぼしかねない<最大の脅威>となった”ダーク・フェニックス”の力は、ジーン自身にもコントロールできず暴走。
プロフェッサーXの旧友にして宿敵のマグニートー(マイケル・ファスベンダー)でさえ、彼女を止めることはできなかった。
絶対の危機が迫る中、危険視され、拘束されるX-MENたち。
世界の滅亡を回避するため、仲間だったジーンの暴走を止めるため彼女を抹殺すべきか否かで意見を対立させるX-MENは、地上最大の脅威と化した最強の敵”ダーク・フェニックス”に立ち向かう術はあるのかーー。


サイモン・キンバーグ監督・脚本・製作です。
今までX-MENシリーズに脚本や製作として関わってきた人です。
その点でX-MENの事を知り尽くしているような人がいよいよ監督した感じでしょうか。

X-MENは強く評価したことは無いかも知れませんが、毎度安定して高評価なイメージがあります。
今作も非常に面白かったです。
衝撃的展開の連続で退屈する時間帯がほぼ無かった気がします。

序章的にジーンの子供時代のエピソードから映画は始まりいい感じで謎を埋め込んで始まります。

そこから現代になりプロローグの何気ないようなエピソードがめちゃくちゃ全般に影響あるストーリーは好きです。
キャラクター紹介用の余裕のミッションのように見せてめちゃくちゃ失敗するのは良いです。

そこからは予定調和的な展開ではありますが、その中でかなりショッキングな展開もあり。
ためらいなく強いカードを切っていく事によって物語を転がすのは好感度です。

マーベルの中ではアベンジャーズよりも先に主役級ヒーロー集結モノをやっていたX-MENですが。
改めて見るともうなかなかの豪華キャストですね。
アベンジャーズも終わりましたが、万が一さらなるスケールを求めるならばアベンジャーズとX-MENの合流ですかね。
更にはDCコミック側との合流でしょうか。
最近のハリウッドはコラボ的なことに関しては何でもありになって来ているので可能性はなくもないように思えてしまいます。

馴染みのヒーローたちが馴染みの活躍します。
とある事情からジーンの対応を巡ってX-MENが2つに分裂する政治的な展開です。
そこに宇宙からの怪しい集団が現れます。
ジーンを含めて最大4つくらいの派閥がジーンを巡って争います。
正直クライマックスの展開は想像つきますがなかなか見応えあるストーリーでした。
味方の一人が最大の脅威になるという展開は見事だと思います。

映像は非常にダイナミックで見応えあって、スケールや迫力の割に見易さもあって良かったです。
表現が難しそうなシーンもなかなかわかりやすく表現していました。
インパクト大なサブイボシーンは多くて劇場で見なくてはいけない作品です。

毎度大体な展開して驚かされるX-MENですが今作もそうでした。
クライマックスはなかなかしびれる壮大感で感動しました。
エピローグの大胆さはいつもながら衝撃的です。
それでいて終わった感が強くて好みです。

今作の主人公はジーンのソフィー・ターナーと言って良いでしょう。
前作でも出ていましたが圧倒的な強さと不安定な感じを上手く表現していました。
クライマックスには感動しました。

大好きなジェニファー・ローレンスはすっかり大御所な感じでした。
ちょっと出番少なめですがスターオーラ強くて贅沢なキャスティングになってきました。

ニコラス・ホルトはかなり好みの俳優ですが、今となってはビースト役に起用するには贅沢ですね。

ジェームズ・マカヴォイやマイケル・ファスベンダーも今や豪華キャストです。
マイケル・ファスベンダーのやり口がジョジョの奇妙な冒険のディオっぽくて凄い良いシーンがありました。

個人的にはエヴァン・ピーターズ演じるクイックシルバーが好きなのですが。
あの周りを超スローにする事によるスピード感の描写は発明だと思うのですが、あれは毎度大好物なのですが。
今作はちょっとしか無くて残念でした。

日本のアイドルグループみたいに新加入と卒業を繰り返しながらも続いて欲しいシリーズです。
すでに次回作が楽しみになるような素晴らしい娯楽作品でした。


そんなわけで8点。
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