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言葉について考えた

2013年01月09日 | 日常の出来事
この10日間。
人生でも未体験のゾーンに足を踏み入れていた。

それは人間と一言も喋らない10日間だったのである。

年末年始、初めて帰省しなかったこともあり、
友達とのすれ違いなどもあり、
結局10日間誰ともあわなかった。
どころか言葉を発することも無かった。

食料の買い物はしょっちゅうするが、
その際に言葉を発することはない。

4日目位でもう限界だ・・・
と思うくらい変な心模様になる。

何も喋らないで居ると、
会話のキャッチボールを無しで居ると、
気が狂いそうになるのである。

コレは便秘に似てるな・・・と思った。

人は言葉を発することによって、
物理的に何かを吐き出して居るのだと思う。

東日本大震災の時も似たような状況に陥ったが、
人とコミュニケーションを取らないということは、
純粋に不健康になる。

自分は比較的一人上手だから、
色々やることがあるからそれを忘れている時間もあるけど。

お酒を飲んで誤魔化したりするが、
覚めた時に落ち込む。

喋り相手が居ないということを、
ふと絶望的に実感する瞬間がある。

世の中が賑やかな時期だけに
自分の孤独さを実感する。

何においても、
人間には話し相手は必要なのである。

言語を発することは、
呼吸をするようなもので、
人間はそうやって生命活動をするのである。

そんな事を悟った正月だった。

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