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「ごらん、世界は美しい」

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クリード チャンプを継ぐ男

2015年12月26日 | 映画
クリード チャンプを継ぐ男 を観た。

ロッキーの親友、アポロの隠し子アドニスは幼いころ施設をたらい回しにされていたが、やがてアポロの妻に引き取られ立派なエリート青年に育っていた。
母に隠れて地下ボクシングをしていて、母に猛反対されるが血は争えずボクシングに全てを捧げることにする。
そこでフィラデルフィアのロッキーにトレーナーになってもらうよう押しかける物語。


ロッキーシリーズのスピンオフ的な別シリーズの開始と言った感じです。
タイトルにもロッキーは入らずアポロの方のクリードとなってます。

ロッキーシリーズは一作目は人生の一本としてかなり大好きですが、
それ以降はまあぱっとしないかな?
世の中の評価とだいたい一緒ですね。

今作は完全に新章でスタローンもダブル主演の二番手と言ったポジションです。

随所に一作目を髣髴とさせるシーンがあってファンには嬉しいです。

例の走るシーンも今風に、また黒人であるクリード風に上手いことアレンジされてて、
暴走族達を引き連れてロッキーの家に走っていくシーンはやっぱり興奮しました。

アポロの息子ということを隠して活動してた2人だが、
やがて世間にバレて極悪チャンピオンの興業のネタにされビッグマッチを組まされます。
相手は勿論憎っくきな感じで描かれて、勿論壮絶な試合になります。

ちょっとネタバレになりますけど、
今作はロッキーでは無いのでロッキーのテーマは流れません!
でも、試合の終盤に反撃に出るシーンでかなり焦らしなロッキーのテーマのイントロ部分だけ壮大なアレンジで流れます。

劇場のスケール感であれ聴くとやっぱりサブイボなんですよね。
あの曲は本当に発明に近い名曲ですよね。
自殺志願者に聴かせれば止める可能性だってある気がします。

主演のマイケル・B・ジョーダンはなかなかいい存在感で悪くなかったです。
ただ流石にスタローンの存在はデカすぎるので比較するのは酷かも知れないです。

ヒロインのテッサ・トンプソンは何かアンジェリーナ・ジョリーみたいな風貌でした。

ストーリーがあまりに予定調和で単純な気はしましたが、
逆にこの映画はコレでいいのかな?
病気になったロッキーが治療を拒否するのもちょっと無理矢理な感じで違和感でしたが。

ロッキーらしさを意識したロッキーへのリスペクト、オマージュにあふれているのでなかなか面白かったです。


そんなわけで6点です。

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