メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ハロウィン

2019年04月19日 | 映画
ハロウィン
を観ました。


1978年、ハロウィンの夜。
殺人鬼マイケル・マイヤーズが精神病棟から脱走し、街の人々を殺害する事件が発生。
彼の目的はひとりの女子高生ローリー・ストロードの命だった。
すんでのところでマイケルは射殺されローリーは事件で唯一の生存者となった。
この事件を知る人々は畏怖の念を込めて彼を”ブギーマン”と名付けた。
40年の時を経た2018年、ハロウィンの夜。
精神病棟を移送中に事故が発生し、マイケルは再び行方をくらます。
街で起きる恐るべき殺人事件。
ローリーは、解き放たれた”ブギーマン”と対峙することを決意。
恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まるーー。


デヴィッド・ゴードン・グリーン監督・脚本・製作総指揮です。
伝説的なホラーシリーズのようですが見たこと無いのでまっさらで見に行きました。
こうして一人の作家が全権握って作っている作品なのでそれなりの完成度と世界観でした。

パッと見、13日の金曜日みたいだな、って印象ですが、こっちが元なのですね。
それくらい歴史と伝統があるホラーシリーズなのだと思います。
それを知らずに過ごしてきたのは我ながら迂闊でした。

冒頭、精神病棟にいる伝説的な凶悪犯に取材しようとする記者たち。
そこからかなり謎めいて緊張感マックスなシチュエーションでかなり掴まれました。

その凶悪犯、ブギーマンを理解しようとする医師や記者。
それを倒そうとする過去に因縁を持つ主人公たちや警察。
そんな感じのスプラッターホラーです。

ハロウィンの日に逃亡して無言でただただ街中で人を殺し続けるだけです。
理由も対象の選び方もさっぱりわからず目に入った人間はサラッと殺して行きます。
R15だけあって描写は容赦ないです。

怪力だしなかなか死なないし、典型的なモンスターでした。
ただただ謎めいて、狂人扱いされながらも40年間ブギーマンに備えてきた祖母。
極度に反抗的だった娘家族たちには典型的な
「ほら見たことか」状態で。
家を対ブギーマンように改造しており、それらの装備で立ち向かう終盤で。
そのやり方、装備のチョイスが独特で。
そこまで力を入れるならばもっと効率的な対策や武器があった気がしました。
まあ、そのギリギリ感、歯がゆさがこの手のホラー映画の醍醐味なのでしょう。

ジェイミー・リー・カーティスは初期からこのシリーズの主演みたいですがもちろん知らなかったです。
ただ一つの作品に関わり続ける姿勢は好きですね。
特にホラーシリーズでそれをやる人はあまり居ないので好感度高いです。
自分にはトゥルーライズの印象が相当強いです。
しっかり存在感は抜群で年齢の割に激しいアクションしていて見事でした。

娘役はジュディ・グリアでした。
結構見かける女優さんですね。
母親の洗脳を受け、そこから逃れ良いコントラストでした。
それでいて終盤には洗脳されていたことがちゃんと活かされて。

孫娘役がアンディ・マティチャックでした。
なかなか美人で良かったです。

女性三世代でブギーマンに立ち向かう設定は良かったですね。

しかしこの手のガッツリホラー映画を劇場鑑賞するのは本当に疲れます。
正直苦手のホラー映画を劇場鑑賞するのは本当に苦手です。
ただ逃げ場の無い恐怖体験は劇場ならではですね。

いきなりバーンな演出が怖かったです。


そんなわけで6点。
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