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生みの苦しみと感動の共有

2009-11-19 23:58:00 | 徒然なるままに
11月17日(火)

1年生の読書感想がようやく彩色に入った。
なかなかテーマが決まらず、構図も決まらず、人が描けない、手が描けない、建物が描けない、風景が描けないと、何度も下書きを描き直しては、私に直され、また書き直してようやく色塗りに入った。
習った手法を生かし、どんな作品が出来上がってくるのか楽しみだが、まだまだ完成までの道のりは遠い・・・。

私も、生徒達が選んで描こうとしている物語で、知らない話は本を借りて読んだり、DVDになっていればレンタルで見たりして、なるべく感動を共有し、内容を知った上でアドバイスできるように努めている。

わざわざそんなことをしなくても、私の知っている話を課題図書にして、いっせいに欠かせれば、アドバイスも評価も簡単なのかもしれない。
でも、あえて私は自由に読みたい本の描きたいシーンを描く事にこだわる。

2年生のCDジャケットデザインの時もそう。
以前は生徒達が描いている曲のCDを借りてきたり、カラオケに行って片っ端からPVだけ見てきたりした。
今回は、YOU TUBEで曲を検索し、PVを見まくった

出来上がった作品はすべて掲示し、全員で鑑賞する。
同じ生みの苦しみを味わったもの同士だからこそこだわってみる視点や、気がつく点、共感するところがあるのだろう。読んでいるこちら側が教えられたり、感動する感想が書ける生徒がたくさんいる。もちろん最初から書けるわけではないが。

今、昇降口と美術室は2年生のCDジャケットと3年生のBOX ARTが展示され、にぎやかだ。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
これは最初の頃に仕上がった作品の一部。まだ出来上がっていない生徒の作品が提出できて、初めて鑑賞に入る。

1年生も、『冬休みの宿題』にならないように必死だ。
頑張れ!1年生!!

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