3月29日(月)
昼、学年の食事会があり、夜は送別会だった。
ほとんどの職員が参加して下さり、温かいメッセージをたくさんいただいた。
無事、この日を迎えることができたのも、本当にこの仲間たちのおかげだと思う。
去年の4月1日、着任初日に私自身が登校拒否になった。
毎日、朝は体が鉛のように重く、帰りは自宅に近付くにつれ、涙で信号が見えなくなったり、家で子どもの前では泣けないので、運転しながら大声でわんわん泣きながら帰った時もあった。
入学式の前日は目の下がクマで真っ黒で、パンダのようだった。
でも、子どもたちとの毎日は楽しく、授業が始まれば張り切って頑張ることができた。
でも、日に日に私は教員としての自信を失い、孤独だった。
こんな私が教員採用試験なんて受けられるのだろうか…。
願書提出最終受付の日まで悩み、そしてついに、それを提出することはできなかった…。
この1年を乗り切ることができたら、再挑戦するつもりで・・・。それが何よりもの「自己推薦文」になるだろうから・・・。
その後、思えばたくさんの人たちからたくさんのYELLをもらった。
同僚はもちろんのこと、家族、生徒たち、保護者の皆さん、美術の教員仲間、過去の同僚たち、恩師、友人、このCafe*(コーヒー)*の仲間の皆さんからも…。
今、こうして振り返るとなんて充実した1年だっただろう…。
体育館に続く渡り廊下の前にそびえる同じ桜の木を、こんな風に見上げる日が来るなんてあの頃は到底思えなかったのに。
『艱難、汝を玉にす』という言葉を父に教わった。
『逆境は人間を成長させる』という西洋の言葉を和訳した言葉だそうだ。
最初の頃こそ、『逆境』だったこの学校の何もかもが愛おしくてならない。
何よりも、子どもたちとの別れがつらい・・・。
できることなら、みんなの卒業まで見送りたかった・・・。
でも、思えばそうして毎年、涙ながらに別れてきては新しい出会いがあった。
去年の学校に残れてたら、それなりの楽しい思い出はできたのだろうが、今年出会った生徒たちとは出会えなかったのだと思うと、まさに「一期一会」だと思う。
私が「玉」になれたかどうかは分からないが、私が私になるために、私の出っ張ったところやいびつなところを削ってくれたいろいろな出来事に、今は感謝の気持ちさえ湧いてくる。
私が苦しい時に、くじけそうな時、いつも支えてくれた同僚、見守ってくれていた同僚、温かく励まし共感してくれた同僚、私のミスや空気の読めないのをフォローし、最後まで応援してくれた同僚、・・・。私はけして孤独ではなかった。みんなにたくさんお返しをしたいのに、もう、タイムリミットが来てしまった・・・。
また、いつか、ここに戻ってこられる時には、もっともっとスキルアップして、何年もいられる『教諭』になって帰ってこよう。
ただのすべすべの「玉」ではなく、まるで自ら発光しているような光る「玉」になって。
今年の採用試験には、願書受付初日に書類を提出して、絶対合格して見せるぞ!
明日は離任式。
そして明後日4月1日からは、新しい学校での新しい1年が始まる。
胸を張って、未来(次)の空に飛びだって行こう!
(でも、まだ美術準備室の片付けが終わっていないんだけど・・・*(青ざめ)*)
昼、学年の食事会があり、夜は送別会だった。
ほとんどの職員が参加して下さり、温かいメッセージをたくさんいただいた。
無事、この日を迎えることができたのも、本当にこの仲間たちのおかげだと思う。
去年の4月1日、着任初日に私自身が登校拒否になった。
毎日、朝は体が鉛のように重く、帰りは自宅に近付くにつれ、涙で信号が見えなくなったり、家で子どもの前では泣けないので、運転しながら大声でわんわん泣きながら帰った時もあった。
入学式の前日は目の下がクマで真っ黒で、パンダのようだった。
でも、子どもたちとの毎日は楽しく、授業が始まれば張り切って頑張ることができた。
でも、日に日に私は教員としての自信を失い、孤独だった。
こんな私が教員採用試験なんて受けられるのだろうか…。
願書提出最終受付の日まで悩み、そしてついに、それを提出することはできなかった…。
この1年を乗り切ることができたら、再挑戦するつもりで・・・。それが何よりもの「自己推薦文」になるだろうから・・・。
その後、思えばたくさんの人たちからたくさんのYELLをもらった。
同僚はもちろんのこと、家族、生徒たち、保護者の皆さん、美術の教員仲間、過去の同僚たち、恩師、友人、このCafe*(コーヒー)*の仲間の皆さんからも…。
今、こうして振り返るとなんて充実した1年だっただろう…。
体育館に続く渡り廊下の前にそびえる同じ桜の木を、こんな風に見上げる日が来るなんてあの頃は到底思えなかったのに。
『艱難、汝を玉にす』という言葉を父に教わった。
『逆境は人間を成長させる』という西洋の言葉を和訳した言葉だそうだ。
最初の頃こそ、『逆境』だったこの学校の何もかもが愛おしくてならない。
何よりも、子どもたちとの別れがつらい・・・。
できることなら、みんなの卒業まで見送りたかった・・・。
でも、思えばそうして毎年、涙ながらに別れてきては新しい出会いがあった。
去年の学校に残れてたら、それなりの楽しい思い出はできたのだろうが、今年出会った生徒たちとは出会えなかったのだと思うと、まさに「一期一会」だと思う。
私が「玉」になれたかどうかは分からないが、私が私になるために、私の出っ張ったところやいびつなところを削ってくれたいろいろな出来事に、今は感謝の気持ちさえ湧いてくる。
私が苦しい時に、くじけそうな時、いつも支えてくれた同僚、見守ってくれていた同僚、温かく励まし共感してくれた同僚、私のミスや空気の読めないのをフォローし、最後まで応援してくれた同僚、・・・。私はけして孤独ではなかった。みんなにたくさんお返しをしたいのに、もう、タイムリミットが来てしまった・・・。
また、いつか、ここに戻ってこられる時には、もっともっとスキルアップして、何年もいられる『教諭』になって帰ってこよう。
ただのすべすべの「玉」ではなく、まるで自ら発光しているような光る「玉」になって。
今年の採用試験には、願書受付初日に書類を提出して、絶対合格して見せるぞ!
明日は離任式。
そして明後日4月1日からは、新しい学校での新しい1年が始まる。
胸を張って、未来(次)の空に飛びだって行こう!
(でも、まだ美術準備室の片付けが終わっていないんだけど・・・*(青ざめ)*)