ヒゲの意に副って？？

ヒゲを出し抜いた、熊日さんの記事に
　　　　『　熱しやすく　冷めやすい　国民性は・・・　』　とある。


２７年前に田園の二代目を継いだ時、常連さん　（２０年以上の方も沢山）　と
呼ばれるお客様方と義母　（　初代・女将　）　との会話を聞きながら、
こう成れるだろうか？
店に尽くしてくれる従業員さんを目の前にして、やらなければならない！
そう思いながら、くねくね道を歩き続けて、ビル建築までたどり着いた。

お客は、店を選んで来る。　ならば、店もお客を選ぼう！
いつしか、ＫＹな客　（　空気を読めないではなく、店の空気を汚す　）　はいなくなり、
お客様に、「　雰囲気の良い店だね。　」　とお褒めを頂けるようになった。
初代からの常連様も、子供さんへ、そしてお孫さんの成長を見る迄に
御支援を続けて頂けた。
従業員さんも、私の代になってから１０年選手、２０年選手と勤めてもらう人も。

社会情勢の変動で、外食の形態も、就業に対する考え方も変わって来た。
『　先輩のように、馴染みの店を２・３件は持てるようになろう。　』　と思う
新入社員も激減。
　（　昔（？）は、「　行きつけの店も、持たないのか？　」　と小馬鹿にされる事も　）
化学調味料で誤魔化された食物を惰性で食べる事に違和感も持たず、
食材の旨みを知ろうともしない人の増えすぎ。
怒られて、「　ようし、今度こそ上手くやるゾ　」　と、発奮する仕事人よりも、
「　あぁ、そうですか。　じゃ、辞めます。」　と、いとも簡単に職場を転々。

ビル新築から１５年過ぎた頃、店のイメージチェンジを考えた事もあったのだが、
初心を貫き通した。
『　熱したまま、冷めなかった　』
　田園の常連様　（　きっと、冷え切られた事が何度も。温め直された忍耐力に感謝　）、
　従業員さん　（　怒鳴られて、ヒゲとママのワラ人形に・・・の事もあったでしょう。）、
日本の国民性を変えていきませんか！！

『　パッとみて、ピラッとひらめいて、チラッとやめる　』　では、いけませんよ。
『　持続してみなさい　』　良さも悪さも解りませんよ。　と・・・

ふてくされ

今日（10/3）のヒゲは、　「　抜かれた！？　」　と言って、ひっくり返っております。
熊日新聞　・　新生面の記事です。
ヒゲの原稿とは、１コメント違っていました。　（　笑　）
熊日　『　学習効果　』　⇒　ヒゲ　『　懲りない日本人　』
抜いたのは、同窓生のＴ氏か？
という訳で、ふてくされて、ペンが進まない。
代わりに、かぁちゃんに、仇を打たせましょう？