田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

『香露』生みの親・野白金一先生に感謝

2008-10-22 18:40:03 | よもやま話・酒編
今日は、何の日?
『 酒の神様 』 と言われた 『 野白金一先生 』 の御命日だと新聞で知りました。
熊本酵母(9号)の成功で、県産酒の発展に多大なる貢献をされました。
『 香露 』 の名前を聞くと、皆さん御存知ですね。

地酒ブームを先取りした田園は、いち早く 『 熊本酒仙の会 』 を主催し、
愛飲者の方に喜んで頂きました。
この会の発端は、香露の県酒造研究所の酒蔵見学に行った時、
香露を飲みながら、「 こんな美味しい酒が、いつでも飲めたらネェ! 」 と同行者の一声。
「 あのぉ~、実は、私、店をやっているんですが・・・ 」
「 やろう、やろう、 さぁ、これに住所書いて。 」
という成り行きで、第一回目は七人でした。
その時の、皆さんが美味しそうに、大切に、お酒をお飲みになる笑顔を忘れないように、
商売していこうと思ったものです。

メンバーはどんどん増えていき、焼酎ブームにもめけず、最後まで会を続ける事が出来ました。
私達が恩人と思える方々は沢山おいでになりますが、今日は、野白先生に敬意を表します。

          
           こんな、下品な飲み方はいけません。
       誕生日祝いに頂いた最後の一滴ですから、許して下さい。
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天然魚・パートⅢ~『次郎長三国志』始まるに寄せて

2008-10-22 17:33:26 | よもやま話・料理編
25年程前の事です。
中央街に “ 次郎長 ” という店がありました。
そこで、活おこぜの刺身を頂いた時の話です。

肝は生のまま添えてあり、なる程、こんなのは定跡通りに“ 茹で ” なくていいんだな。
勉強です!
さて、上身を食べます。 あれっ? 旨いけど美味しくないんです。 何でだろう・・・。

ビールをひと口飲んだ時、ひらめきました。
舌に触れた時の “ 冷たさ ” の差でした。
イケスから出しただけの、生ぬるい刺身だから、美味しさを感じなかった訳です。
ビールがあった冷蔵庫とおこぜがおったイケスの温度差を考える事から、
田園の 『 天然活物白身刺 』 の勉強はスタートしたのでした。
それから一日置きに、天草に天然活魚を仕入れに行く日が続きました・・・。

やがて、田園は 『 コチの活造りが1ペソ(?)で喰われる店 』 として、
某損保会社を中心に噂が広まっていきました。
その当時、熊本では誰も “ コチ ” を料理する者がいなかったので、
コチ(鯒)はドン底の株価なみに安値で入りました。
料理は大変でしたが、率はべらぼうに良かったので御座いました。
          
       ~~ お世話になった 『 鯒 』 さんです ~~
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