田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

食品偽装再び ~ 蛤

2009-04-01 15:52:05 | よもやま話・料理編
まいど、まいどの事で ・・・ 輸入物を大分県産として売り出す。
そこまでして、売るのかい (怒)。 なんで、中国物は中国物として売らないのか?
隠すぐらいなら、わざわざ輸入しないならいいのに (疑)

  ~ 中国産 ~
  ~ 国産・桑名の蛤 ~

西銀座・田園の売り物のひとつが、 『 天婦羅盛合せ = 980円 』 でした。
しかし、乱獲のせいか、段々天婦羅用の生海老が少なくなってきました。
活・車海老も、一匹200円を超えると割が合いません。
その時は、メニューから 『 天婦羅盛合せ 』 を消しました。
それでも、田園を愛するクセ者 (イヤイヤ失礼!) 常連さんは、メニューを見ることなく、
「 天盛りねぇ~! 」 と注文されます。
           

そこで、しようがないヒゲは、生海老が手に入らない時は、冷凍輸入エビを使う事にしました。
『 天婦羅盛合せ = 800円 ・・・ 今日は冷エビでスミマセン! 』 と書かれます。
“ 冷凍品は使わない ” という店のコンセプトからの矜持で御座いました。

生海老が入ったと言っても、楽では御座いません。
冷凍B・タイガーエビしか使った事のない板場は、天然海老の扱い方を知りません。
生き死に・サイズ・鮮度具合・種類・子持ちの有無・アク抜き・予約に合わせる
下ごしらえの数や時間調整等など、色々考慮しなくてはならないのです。
ただただ、“ チャントしっかり揚げる ” という作業だけでは行かないのです。
そんな事、気にしない板場に教えるのは、ほぼ不可能でした。
天婦羅揚げは、刺し身の切り出しと同じで、個人の感性によるものだからです。 
コメント
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