焚書坑髭？

先日のＴＶ　“　ガイアの　・・・　”　で、ｉＰａｄを行列して手に入れた老人が咆えた！？
「　これさえあれば、今日から本も新聞も必要のない、バラ色の人生が始まる。　」　と。
これを見ていたカカァ、　「　あ～たも、ｉＰａｄを手に入れたら、本は要らんゴツなるね？　」
そして、ニッコリ笑って　　　　
　　　「　そうたい！　あそこにある邪魔になる将棋やチェス、料理の本も片付くタイ。　
　　　　　薪ストーブで、燃やせるね？！　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヒゲは、５年前の事を思い出して、震え上がりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

レコード盤とプレイヤーを、引越し用に梱包しようとしていたら、噛み付かれたのです。
　　　「　アータ、今度のマンションは狭～かつよ！　
　　　　　　　　　　そぎゃんレコードなんか置く場所がある訳ないたい。　」
ヒゲは、一枚だけ友人に渡す盤を選び、店のカウンターに飾りました。
Ｇ・セルのクリーブランドＳの名盤と言われた　“　新世界より　”　です。
閉店を聞きつけてやって来た同級生に渡すことが出来た時、ホッとしたものでした。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《　これは、ＣＤのジャケット　》

レコードを諦めて、赤い本に手を伸ばしたヒゲに、再び背後から罵声があびせられました。
「　もう、そぎゃんお古の辞書は要らんヨォー！　（怒）　」
中学生の時から使い続けて、ボロボロになったクラウン社の英和辞書。
カカァより長い付き合いで、何の苦もなく、馴染んだ手で単語を探せる戦友なのだが　・・・　。
　　　「　そぎゃんババッチカとは、捨てなっせ！　
　　　　　子供達の綺麗なのがあるし、電子辞書で事足りるでしょうが！　」
　　　「　ヒェーツ　」　そうして、戦友は捨て置かれていった。

　　　　　　　　　　　
　　　　　〔　今でも、カカァは偶に利用しているらしい子供の辞書
　　　　　　　あいちーカァちゃんでも、古ーい物に頼る事もあるんだ　（笑）　〕

“　ｉＰａｄ　”　を狙うカカァ　（異常な位の片付け魔）　の目的は、ヒゲの蔵書だ。
ニタリとするその顔は、まるでレッド・クリフＰａｒｔⅢ？に登場しそうな皇帝の顔に
見えたので御座いました。　（爆）





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