フリーター、家を欲しがる？

ドラマ　『　フリーター　・・・　』　の中の１シーン。
主人公が職安の職員に、　「　月、二十万は欲しい。　」　と希望を述べる場面があります。
『　二十万　』　と聞いて、ヒゲは色々とほろ苦いものを思い出します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それまでは、栄通り店で、1人仕事のヒゲ。
それが、西銀座で、新しい店にする時　・・・
流石に今度は、ヒゲだけでは無理かと、板場を雇い入れ始めたのです。

店は、満席を条件に、店舗設計と薄利多売のメニュー単価を決めた。
人件費は、客数に連動して、ボチボチ増員すれば良いと。

先ずは、ソレでよかったのですが、あっという間に、手が足り無くなりました。
客数の急増が早過ぎて、板場の増員が追い付きません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　
基本プランは、こうでした。
『　２０万　』　を、人件費の損益分岐のポイントと考え、コレより高い給料の
板場を1人雇用したら、次ぎは２０万以下の者を採用してと　・・・　

所がどっこい？　現実はそんな思惑どおり行くハズがありません。
急募と云う、雇う方からは、やや足元を見られる条件下。
２０数万で、手を打つしかありません。
こうして頭デッカチのアンバランスな給与体制に成って行きました。
コレが、ボディーブロウみたいに、ジワジワと効いてくるので御座います　・・・
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　to be continued　～～




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