田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

永過ぎた暗算~中原の闘い

2010-12-17 19:29:18 | ヒゲの盤上の世界
ヒゲの詰め将棋との出会いは、高校生時代。
曲詰め、長編物等が在る事は、その頃知ったのです。

しかし、その頃のヒゲは、そんな芸術品を味わうより、目の前の一勝(!)、
更にトーナメントの優勝の方が大事だったのです。

マア~、若い頃はみんな、ソウでしょうけど?
ギラギラと、定跡やプロの実戦譜の勉強。
詰め将棋に至っては、十手前後の物を、五分以内でのタイムプレッシャー型でやると云う実戦モード。

リタイアの今は、時間を気にせず、詰め物の趣向をゆっくり味わうことに。
有り難い事だ!

さて、46と、に57玉と逃げて ・・・ 。
詰め将棋では、考え難い56金打ち、ドテッ!
そこから、やっと 『 池田屋(?) 』 が、見え始める。
局面から、76銀、同玉、66と、同玉。             

                 

さあ、此処からが、クライマックス。
『 蒲田行進曲 』 風に云うと、これからが 『 大階段落ち 』の始まり~♪
77竜!
ぽん、ポンポンと階段を、駆け上るのですが ・・・
オット! どっこい、そんな単純なモンじゃない?
人生何処で落とし穴(階段?)が在るか解らない!
何度もコケた(?)このヒゲが言うから、本当です。
44と、に同玉。 
                                

さて、この局面 ・・・ 
流れからすると、55竜、33玉と成りそうなハズですが ・・・ 。
そこが落とし穴! ずっと後に成って、持駒の 『 歩 』 の数が足り無い事に気付かされます!
人生同様、階段は慎重に、一歩一歩踏みしめて登りましょう?
56竜(!)ちょっぴりセコいこの手で、“ 中合い ” をせびる(!)のがミソ。

更に、その後の33玉に、一旦53竜、34玉としてから、44竜が次のミソ。
この53竜を略して、44竜で、“ 観た目は良さそう ” な順が、罠ワナ!
ひょいと22玉。 何だ? コレは。
如何にも、「 ハイどうぞ 」 と、首を差し出した様な手は?
先づは、24竜で、金を取りながらのダブルチェック!
或いは、42竜等も有るし。 コレで詰まない訳がない!  所がどっこい ・・・ ?
男の人生もソウですが ・・・  
観た目に良く映る女性に、パッと飛びつくと、ソレが人生の大きな落とし穴だったりして?
オノオノ方、ゆめゆめ、ご油断召されるな ~~。

そんなコンナで、やっと23玉に、24竜。 「 バッサリ ! 」
待ってました、成田屋 ♫~、大階段落ち!「 痛ててテー 」

              to be continued ・・・ 



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