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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

肥後の甲イカ ~ パートⅡ

2011-06-03 18:39:10 | よもやま話・料理編
さて、前回は、甲イカ系統の難点をお話ししました。
今回は、その持ち味を活かした調理方を、紹介したいと思います。
好き嫌いは兎も角、甲イカの刺身の特徴は、そのモチモチ感。
さて、そのモッチリが、ネットリとした醤油と出会えばどうでしょう。
マア世間は、色々な好みがありますから、一概には言えませんが ・・・
ここは、ヒゲに欺された事にして、試して頂きたい方法があります。

先ず、刺身に使う醤油 ~~~
九州産に多い、ネットリと甘い醤油ではなく、関西系やキッOーマンに見られる
辛口の醤油を用意して頂きたい。
モッチリした甲イカを、サラッとした醤油で食す!
どうです、何か期待が持てると思いませんか?
考えてみれば、熊本名物・甲イカは、自動的に甘くてこってりの熊本刺身醤油と
出合うから、ダメ(?)だったのです。

さて醤油が用意できたら、次ぎは 『 薬味 』 です。
「 そんなモン、イカ刺身には、ワサビに決まっている! 」 と。
どっこい、此処でも欺されたと思って、試して頂きたいモノがあります。
それは、 『 卸し生姜 』 です。
そう云えば、北海道辺りの朝市で、千切りのイカ刺身に、生姜乗っけて醤油掛けて
かきこんだ方も居られるかも。
昔の定石は、実は、イカ刺身には生姜だったのです。

とは言うものの、熊本ではこの薬味は、決して受け入れられる事はありませんでした。
それどころか、下手に生姜でお出しすると、
「 コレは、古いイカ刺身の、臭み隠し(!!)の為に付けているんだろう? 」 と。

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コメント (2)
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