田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

肥後の甲イカ ~ 酒肴

2011-06-20 20:54:22 | よもやま話・料理編
さて、下足の掃除も済んだ所で、何にしよう?
大きいモンコウ烏賊の下足なら、青菜と共にさっとバター焼きが簡単。
真タコも顔負けの味に。
これが同じようで、アオリ烏賊の下足なら、塩焼きの方に格が上がる。
レモンかカボスで。
                 
この大きいアオリ烏賊の耳 ~~~
縁側の部分の一皮剥いた上身を細く切ったものと、酒盗の刻んだものと和える。
青柚の皮の刻んだのを加えてもイイ。 但し、ごく少量にとどめる。

もうひとつが、前稿で塩して置いた肝(ゴロ) ~~~
スルメ烏賊類のゴロと違い、やや淡泊な甲イカ類の肝。
此れを刻んで叩いて、烏賊の上身の細く刻んだものと、和えます。
と簡単に言いますが、大きなモンコウ烏賊の上身だと、ほどよい(!?)案配に
上身を切るのは、料理人のセンスが必要なんです。
これには、七味唐辛子を少し、生臭み消しに。
味をみながら、薄口醤油で整えてと。

いわば即席の塩辛と言った具合ですが、この場合和えたて(!)をお出しします。
その日の内にといった加減でしょうか。
これが、スルメ烏賊で作ったゴロの塩辛だったら、しばらく寝かせて、
熟成を待つ手もありますが。
耳の酒盗和えも、甲イカの肝和えも、もう完全(?)日本酒の肴になります。
此れを、ワインの席にでも出したら、 「 たちまち生臭い! 」 と
大騒動は間違いないところ。 笑
                  
人気ブログランキングへ   http://blog.with2.net/link.php?1046790  
            ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする