田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

御上のお達し

2011-06-24 16:05:52 | ヒゲの毒舌
またまた新聞ネタ (6/18・土曜日) で、恐縮ですが ・・・

厚労省さまから、新聞を通して通達が届いた。
馬刺しと平目の刺身は、虫で中毒するから、強冷凍(!)かけてから提供する様にと。
何かあった違反者共は、行政処分に処すそうです。
市中引き廻しの上、はりつけ獄門と云う訳でしょうか。 へ、へー
なんと、御上からのお達しのありがたいことで。
涙がちょちょぎれてしまいます。
我ら平民のポンポンが、イタイ痛いに成らない為に、御教え頂いたのです。
今日から、平目と馬刺しは直ぐに冷凍庫に放り込みましょう!

しかしと、ヒゲは思いましたネ。
田園のウルサイお客様に、こんなモノを提供した折には ・・・
 「 なんや? これは! 全部凍っとるタイ。
   俺たちば、エスキモー人と間違えちゃおらんカイ。 怒 」

熊本県が、なにやら “  フェア トレード ” 優秀県に指名されたそうです。
アフリカとか、途上国の生産者にも、 『 適正な利益 』 を与えようと云う
立派な運動なのです。
頭が下がるフェアな心掛けです。
ソレは兎も角、2000年代の政府御上のお達し。
偉い学者先生の御教えの元、自由競争主義経済なんたらで、大メーカーは下請け会社を
値切り倒して儲けろと!
そこには、下請けさんに対して、 『 適正な利益 』 を与えようとする指導はありませんでした。
ビールメーカーは安売り競争に走り、我ら平民はスーパーのチラシを握りしめて、
缶ビールの一円違いにまで、目を血走らせている。
飲食店は、酒屋に対して、卸値の値下げばかり要求する。

ひと昔前は、酒屋にも 『 適正な利益 』 を分け合い、飲食店もお客様から適正な
利益を頂戴すると云うフェアな商習慣は、日本人なら当たり前だったのに。
それを、色の黒い外国人にはフェアトレードとかいいながら、日本人同士はイガミ合う程
競争を強いる御上の御指導はいかがなものか?

人気ブログランキングへ   http://blog.with2.net/link.php?1046790  
            ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする